長崎県の諫早湾干拓事業を巡り,
昨日7月30日に,福岡高裁の判決が出ました。
水門を閉じたことによる漁業被害が起きたことによる訴訟で,
2010年に開門を命じる判決が出ていましたが,
国が開門しないまま,8年後の昨日,
その判決を覆す判決が出されました。
難しい問題で,私にはわかりません。
耳にした多くの問題について,私はこう思うと,自分なりに判断してきましたが,
(なんとなく判官贔屓の傾向があるなぁとは思います)
これは全くわからないことの一つです。
年数も経っていることこともあり,
水門を開けてしまうと,農業への打撃が大きいし,
水門を開けないままだと,漁業被害は深刻です。
裁判では解決できないかもしれません。
「大岡裁き」でスカッと,とはいくものではないようです。
何か他の方法が見つかるといいです。
2018年6月に,諫早湾干拓道路を通りました。
堤防は全長7km,道路は8km
水門は堤防の南北の両端にあります。
黄色で囲んだのが,南側と北側の2箇所の水門。
この写真は上が西になっています。
こちらのグーグルマップの航空写真は上が北です。
(休憩所の看板)
堤防の西側は薄茶色ですが,
水のある調整池です。
向こうにうっすら見えるのが干拓された土地のようです。
(休憩所の看板)
全長7kmの堤防ドライブの様子です。
南の雲仙市側から,北の諫早市に向けて走りました。
ほぼ中央に休憩所があります。
横断陸橋を渡って,有明海の方を見てみます。
北の諫早市の方を向くと,
左が調整池。右が有明海。
南を向くと,正面に見えるのが,雲仙岳かな?
左が有明海,右が調整池。
文字通り「雲霞の如く」大量発生のウンカをかき分け,陸橋を渡りました。
長閑なウミウでしょうか?
ハンティング中でした。
再び車で北上しました。
福岡高裁の判決のニュースは,
九州のローカルニュースでしか見てませんが,
全国版では放送されなかったのでしょうか?
とってもかわいい電車を見かけたので,
これで締めます。
ハローキティとコラボしているわけではないでしょうが,
リボン が可愛い