学校の事を少し。
私たち超ビギナークラスは、生徒が6人。
イタリア人のnicola(ニコラ)
イギリス人のruth(ルース)
中国人のsuiy(スーイー)
韓国人のjiyung(ジユン)
それから、
スペイン人のゴンザレス姉さんjuria(フリア)
lastnameが、ゴンザレスなのでゴンザレス姉さんと
心の中で呼んでいる。
年齢不詳で、なぜかムキムキ、露出の高いビッチなファッションに
長いソバージュに濃い顔。
そして、ゴンザレス…
ちょっと衝撃だった。
目、目が話せない!!
授業が始まってもこれまた衝撃だった。
ぜんぜんドイツ語を話そうとしないのだ、
みんなが朝と帰りの挨拶を「Guten morgen!」「Bis morgen!」
とがんばって言っているのに
かたくなに「オラー!×××××××」ってスペイン語。
もちろん英語も全く話せない。
クラスでもダントツについていけてなくて、
未だにYESの意味の「Ja(ヤー)」の事を「ジャー」というし。
何日か一緒に過ごすうちに、見た目のビッチな感じとは
うらはらに、結構シャイで控えめで良い人だと気付いた。
大真面目な顔で、スペイン語で舌を巻きながら
長々と話しかけられるのには困るけど。
しかし、
どうしても疑問がわいてしまう。
なぜドイツ語を学ぼうとしているのだこの人は!?
昨日はじめて学校のPARTYがあった。
みんなそれぞれパートナーや友達を連れてきたり、
お洒落してきたり、
クラスのみんなとも授業以外で接するのは初めてで、
とても新鮮だった。
そこでゴンザレス姉さんの謎が解決。
パートナーがドイツ人だった。
2人はゴンザレス姉さんの国で知り合い
パートナーの仕事の関係でこちらへ戻らなければならなくなって、
一度も国を出た事のない姉さんも一緒に来る事になったようだ。
国には1回目の結婚で得た18歳と22歳の2人の子供(これまたびっくり!)がいて、ジムのインストラクターをしていたらしい。
いろいろ解決。
そういえば、一度授業中に理解できずに
泣き出した事があって
それもまたいろいろ鬱積する物があったのかもな
と、思ったりもするわけです。
(その時は、私も泣きたいわ!なんか知らんけど
大声で泣き叫びたいわ!
と思ったけど。)
とにかく、いろんなバックグラウンドを持った人が
いるというわけです。