5歳のモチタロは、神社仏閣が好きです。
怖がりで不安症だから、神様や仏様に守ってほしいのかな。
さて、そんなモチタロの1番の仲良しは、おそらく外国にルーツをもつ男の子A君。
日曜礼拝にいくような敬虔なお宅のようです。
今の子供は、小さいうちからいろんな文化に触れるんだなぁ…と感心する一方で、ある日、モチタロからこんな訴えが。
「A君が、神社にいる神様は偽物だって言ってくる」
「A君が教えてくれたんだけど、日曜日に教会に行かないと地獄に堕ちるらしい。俺、大丈夫かな」
![]()
![]()
![]()
うん、わかってる。
A君にそんなに深い意図はないんだよね。
他愛無いマウントだよね。
5歳児って、TikToker並みにマウントとりたい生き物だもんね(偏見)。
でも、宗教マウントは困るぅ![]()
「モチタロにはモチタロが信じる神様がいて、A君にはA君が信じる神様がいるんだよ。」
「A君は、神様は1人しかいないって言うよ」
![]()
![]()
![]()
一神教ぉぉぉ
とりあえず、「どんな神様を信じてもいいし、信じなくてもいいんだよ」と、信教の自由を説いてみたけれど、不服そうなモチタロ。
うん。そういうことじゃないんだよね、わかってる。
「ママはね、いろんな神様がいるって思ってる。でも、他の人がどんな神様を信じてるかは、ママやモチタロに関係ないからね。A君が『神様は一人しかいない』っていうなら、『そっかそっかー、君の神様はそんな感じね〜』でいいのよ」
「でも、A君はモチタロの神様の悪口言うんだもん」
そうなんだよなぁ、そこなんだよなぁ。
神様に限らず、何かを強く信じてる人っていうのは、往々にして他人のことをほっといてくれないのよ![]()
結局、しつこく言われて嫌な気分になったら先生に言いなさい、としかいえなかった…![]()
ダイバーシティの難しさを痛感しつつ、寝かしつける21時半。
このあと残った家事するのか…。
神も仏もないとはこのことだな…。
まだちょっと難しいかなー![]()
「みんなちがってみんないい」の原点となる絵本![]()