トラウマセラピストの花丘ちぐさです！
今日はクリスマスイブですね。
教会のクリスマスミサも
予約制で
コロナのためにみんなで
集えないので
教会に行かずに
お祝いすることにしました。
こんなことは
多分
カトリック教会でも
前代未聞だと思います。
今日はクリスマスイブなので、
ちょっとした
プレゼントを差し上げようと思います。
トラウマがあると、
集中力がなくなります。
ちょっと慌てたときのことを
思い出してください。
たとえば、
急に叱られて
びっくりしたとか、
パソコンを開けたら、
イヤなメールが来ていた、
とか、
もうすこしで
事故にあいそうだったとか、
なにか
びっくりして
怖くて
ドキドキした時、
そういう時は、
冷静に見えて、
なにかを置き忘れたり、
わけのわからない動きを
やたらに繰り返して
しまったりします。
これも一種の
凍り付き反応で
大脳新皮質が
うまく働かなくなるために
起こります。
トラウマを抱えて
生きているということは、
こんな集中力のない
状態が
多少の変動はあれ、
ずっと続いているような
ものです。
だから、
勉強も頭に入らないし、
仕事もミスをするし、
失言したり、
ケガをしやすかったり
します。
ですので、
ちょっとおうちでもできる
落ち着き方を
書きますね。
いくら心の中で、
冷静に、
冷静にと
言っても無理ですので、
もし可能なら、
20分くらい速足で
ウォーキングしても
いいです。
あるいは、
大きな声で歌を歌う
とか、
楽器を弾いてもいいし、
ペットと汗をかいて
遊んでもいいです。
とにかく、何か行動します。
びっくりしたエネルギーを
発散させます。
そして、
少し落ち着いたら、
静かに座って、
呼吸をゆっくり
してみます。
そのあと、
室内をゆっくり見まわして、
ためいきを
はあ～っと
つきます。
わあ～っと慌てている
ままに
行動してしまうと
ミスが起こりますので、
わあ～、という
エネルギーを
別の形で発散してから
冷静になるように
つとめると
いいです。
まず「動」
そして、
「静」です。
もし今沈痛な思いで
クリスマスイブを迎えていたら、
日中外に出るのも
おすすめです。
家族連れやカップルが
いるのを見て、
自分にはいないと思って
悲しくなるなら、
お部屋でお気に入りの
音楽を聴いてもいいです。
沈痛なままでいると
どんどん
沈痛になってしまいますので
方向性を変えてみてね。
ささやかなおくりものでした。
素敵な一日を過ごしてね！
