最近大麻所持での逮捕者が増えている。
有名人の逮捕も相次いでいる。

これは、当局による「厳しく取り締まりまっせ」というメッセージなのだろうか。
大麻を吸っている人は以前から多いけど、この状態を放置していけないと政治的判断があったのだろうか。

ぼくは小学校の時に葉っぱを吸ったことがある。
独特の香りがして、ちょっとむせそうになったから肺には入れなかった。
家の裏で焚き火をしながら葉っぱを丸めてゆらーりゆらり。

などと言うと、知ってる人は「それは大麻、マリファナではないね」とわかるだろう。
大麻は葉っぱを丸めて吸うもんじゃないし。
だいいち、葉っぱには有効成分がほとんど含まれない。花穂を乾燥してタバコに混ぜたりして吸う。麻の乾燥した花穂がマリファナ。
ぼくが丸めて口にしたのは色づいた柿の葉っぱでしたー。

東南アジアの田舎町を旅しているといくらでも新鮮な大麻を手に入れることができるけど、
ぼくは手にしない。
あんまりほしいとも思わないから。

日本で大麻を吸ってる人の多くは外国で覚えてきたか、友人に何気なくすすめられた人が多いのかもしれない。
女性の喫煙率が減らないのは、女性の大麻吸引率が増えていること関係があるかもしれない。
大麻は吸引器でも吸えるけど、タバコをほぐしてタバコと混ぜて丸めなおして吸うことが多いし。

ぼくは嘘や演技が下手ですぐにバレる。
法律にひっかかることをするとすぐにつかまってしまうと予感しているから、法律に違反することに関しては慎重に行動する。
だけど、法律や社会的制裁を甘く見ている人も多いのかもしれない。

大麻でつかまったら、20歳過ぎていたら新聞や雑誌に名前が載ってしまう恐れがある。
そんなことになったらインターネットにも自分の名前がずっと残ってしまう。
ちょっと検索しても、「慶応義塾大学のキャンパス内で大麻を売買し、慶応大学2年生の内田浩太郎被告(21)と1年生の中村友士郎被告(20)が逮捕」とか。
「大麻取締法違反の疑いで逮捕された関大工学部4年、市川聖容疑者(24)」とか。

こんなことになってしまったら社会組織の秩序を維持することが重視される官僚とか銀行員とか公務員になることはむずかしいのではないだろうか。
出版社の編集者にはもぐりこめるかもしれないけど。

それにしても、大麻を吸っている人は脇の甘い人が多い。
ぼくは口が堅いから絶対に誰のことかばらさないけど、ぼくに対して以前大麻を栽培していたことを話してきた人もいるし、えー吸ったことないの?と言ってきた人もいる。
飲み会で、大麻や麻薬の体験についてしゃべってしまう人もいる。

オランダのコンクールで優勝するような、品種改良された大麻の種から栽培すると、それはすばらしい高品質なものができるんだそうだ。
ちなみにその栽培はある音楽関係者から回ってきた話らしい。
加勢大周さんも、栽培を担当する口の堅い手下がいれば自分が逮捕されることはなかったかもしれない。

マリファナパーティーの現場に原稿を取りに来た編集者に対して吸引をすすめた作家さんもいる。その人がつかまったという話はまだ聞いていない。

作家やミュージシャンや映画監督や画家には、大麻・マリファナによって感性が研ぎ澄まされていろんな作品を作ったと言う人がいるけど、どちらかというとイメージがぽんぽーんとトンだようなものが多いので、芸術作品のレベルの向上につながっているのかどうかはよくわからない。

大麻解禁派の人も多いけど、一応法律で禁止されているんだから、ある程度用心したほうがいいと思う。
下北沢周辺でマリファナ臭いにおいが漂ってくるアパートだってあるし、無用心。
吸うとまったりしてしまって警戒心が薄れるのかな。お香の匂いでごまかせない。
警察が本気になれば交通違反を検挙するよりもかんたんにマリファナ愛好者を検挙できるんじゃないかと思う。

大麻の害についてはよくわからない。
ただ、まったり気持ちよくなると、仕事をやる気が薄れたりしませんか。
どうも、大麻にはまっている人は平均すると労働意欲が低い気がするのですが。
気のせいか細野晴臣さんのような奥行きのあるすてきなまなざしの人も多いように感じますが、テンションの妙な人も多いように思う。

それに、いくら大麻の害はないとかハードな麻薬への入り口にはならないと主張しても、それに反対する主張も多い。
大麻解禁論者の意見も一理あると思うけど、丸のみにはできない。
実際、大麻を体験した人の何割かは覚せい剤、コカイン、ヘロインなどのハードな麻薬に手を伸ばしているのでは。
大麻に手を出さずにいきなりハードなドラッグに手を出す人は少ない。

大麻に手を出してその後精神科病院に通院・入院することになった人の割合は、吸ってない場合にくらべてはるかに高いし。
そういうデータも当局は公表すればいい。

大麻が合法のようになっている国や地域もあるけど、それはグダグダ状態に麻薬中毒者が増えてしまって、仕方なく歯止めとしてマリファナまでは認めることにしましょうと決めているだけではないだろうか。
マリファナを合法化している国や地域の環境が明るくて企業の生産性も高くて人々が生き生きしているかどうか、といえばそんなことはない。
内心、マリファナを合法化しないで済むならそうしたかったよ、と思っている人も多いかも。

日本はまだ欧米にくらべると麻薬中毒者は少ない。
ストレスは多い社会だけど、お笑い番組やアニメ、コスプレなどのサブカルチャー文化、ヘンタイ文化など数多くのストレス解消法があるから麻薬に逃げずに済んでいる人も多い。
ジャンキーよりヘンタイのほうがまだ心身ともに健全かも。

でも、そのうち欧米のように麻薬中毒が深刻化するかもしれない。
もし日本社会の活力を失わせたくないと指導者層が考えているのなら、大麻や麻薬は今のうちに厳しく取り締まっていたほうがいい。

なんだかんだ言いつつ、大麻を吸う人は社会秩序を守ろうとしない人が多いし。
みーんな違法行為をしてるから。
そのうち、下記のような面倒なことを言う当局の人が出てくるかもしれない。
「大麻を吸ってるような違法行為を平然としている者は社会秩序の維持に対して不利益である。大麻を解禁するわけにはいかない。だが、もし彼らが大麻を持たず、吸わず、栽培しないという順法状態を何年か維持し、さらに犯罪行為を何年か行うことかなければ、大麻を合法化しても良いという意見が出てくるかもしれない」

まあ、ぼくはべつに大麻が合法化しようが厳罰化しようが、日本の社会組織が活性化しようが混沌化しようが、どちらでもいいんですけどね。
合法化するならしてもいいし。
世捨て人系は、「社会はこうあるべき」という幻想の必要性をあまり感じないのです。