市は、一応?政令指定都市なので区役所が戸籍・住民票・国民健康保険などの管理業務を行い、市民とのつなぎ役となっています。
区役所の数だけ保健所があり、保健所では障害者自立支援医療の手続きを市役所に代わり受理してくれます。
私は昨年家庭裁判所で性別変更の審判を受けました。この審判を受けると家庭裁判所より本籍地のある役場に通知が届き、通知を受けた本籍地を管轄する役場より現在住んでいる役場へ通知が届き住基データー上の性別変更となります。
住基データーの性別が変更されると
住基カードと国民健康保険のデータが変更され
(この2点については何の証明書も不要で変更できました)
障害者自立支援医療と障害者手帳に関しては変更後の住基カードをもって証明をし、変更してもらいました。
国民年金に関しては所轄の年金事務所で変更手続きをすることになりましたが審判の謄本で証明をし、変更を受理してもらって住基と連動(住民票を異動させても新住居地を所轄する役場に年金番号を自動的に通知させる事です)を行いました。
この手続きをする事で住基データに年金番号が付随する事になります。
これまでの記事をもう一度整理します。
1 住民票のデータ(住基データ)は正常に変更できました。
2 個別で変更する必要があった障害者自立支援医療の性別変更を行った所、新たに発行された受給者証の備考欄に
変更内容:性別
と、記載されました。
他の自治体に確認を取ったところ、
「新性別が記載されているのにわざわざ記載する必要がない。性別を変更した事を記載すると不要な差別を生む温床になるので記載しない」
という回答を得ました。
3 審判を受けた戸籍謄本には旧性別が縦線で引かれた新性別(例として次男に縦線、次女)が記載され、謄本の右端に
父母との続柄記載更正
という記載が入ります。戸籍をすっきりさせるには転籍すれば解決すると法律相談で知った私は転籍しましたが、転籍後に出来上がった戸籍の右端には何故か
父母との続柄記載更正
という記載をされてしまいました。
記載がおかしいので抗議すると
「これは法律で定められている項目です」
と、言い出してきたので法律相談で消えると聞いたと伝えましたが聞く耳を持ちません。仕方なく性別変更した方が書いておられるブログをスマホで表示させ、担当者へ見せると、重い腰を上げマニュアルを調べて、役所のミスであったと認めました。
人間である私が言っても聞く耳を持たず、言葉を喋らないスマホの事を信用されてしまいました。
区役所は2ch等のネットに書いてある事が法律だと思い込んでいるに違いありません。
4 雇用保険の性別変更は除籍謄本・戸籍謄本・審判の謄本を提出しても、当初は個人でさせてもらえませんでした。
この事でバイトが決まり仕事をしていましたが性別を変えたことが職場へ知れ渡る事に恐怖を感じた私は仕事を辞めざる得なくなってしまいました。
仕事を辞める→収入が途絶える→国民健康保険料を支払えなくなる
と、判断した私は区役所へ支払いが困難になる事が予測されると電話しました。
加入者からの相談電話はこのような記載がありました。
「性転換(元は男)」
という記載をされてしまいました。
5 市役所よりプライバシーの侵害を多岐に渡ってされてしまったので11月に思い切って移転を決意した私は転出証明書を受け取りました。5月に年金番号の変更が再度あり、年金事務所で住基データと連動する手続きを行い、年金事務所も区役所へ通知を行
っていましたが、区役所は半年間
住基データ上の年金番号を放置ヘ(><#)ノ
たった7人で回している部署なのに「誰が放置したかわからない」なんてお粗末な回答を受けました。
「担当する各課が責任を持って業務を遂行します」
ということは裏を返せば
「各課が暴走しても誰も止める事ができません」
とも解釈できる発言を平気で行ってきます。
「ここの市は廃業した旅館だ」と私は言いました。
市役所・区役所の職員に意味を聞かれたので
「誰も、とめることができひんのや!!」
と答えると
「上手いですね」
だって<<o(>-<)o>> ムカー!か
私はこれまで第三者に加勢を求める事なく一人でこの問題に立ち向かって参りました。
しかし市役所は沢山の職員を使い束になって必死に揉み消そうとしてきます。
ただでさえ赤字財政のこの街。これ以上不要なプライバシーを侵害される以上、他の自治体へ転居せざるを得ない状況にさせられ、実際他の自治体へ住所を異動させました。
この街では家庭裁判所で認められた事についても異議を唱えてきます。
嫌なら出て行けが、この街のやり方です。
いい加減ちゃんと仕事しろ!!
当事者の方からのコメントをお待ちしております。