コロナウイルスの経済対策の1つとして行われた「持続化給付金」。

早急に手続きが行われたので、助かったと言う人もいるかと思いますが、経済産業省が、この「持続化給付金」の返還の申し出が6,000件以上あったコトを発表しました。

 

実際には既に6,028件の申し出。

その中で、751件については、返還手続きが完了していると言う。

 

規模的には総額で7億9,200万円と言うから、約8億円と言う大きさで、これからも件数は増えて行く見込みだが、不正受給による逮捕報道を受けてからは、申し出が急増しているとのコト。

 

主な変換理由は、こんな感じ。

 

・誤って二重で申請した

・書類に間違った数字を入力した

・申請後廃業したので給付金が不要になった

 

最後の廃業した以外は、もうどうなの?感しかない。

いや、特に“誤って二重で申請した”なんて、不正以外の何物でもないし、そんな程度の経営者なら、もうさっさと経営をやめた方が良い。

 

理由として報道には上がっていないけれど、売り上げの先延ばしなどの操作であったりもあるんだろうなぁ…と言うのが、正直なところ。

ってか、受給資格がないのに…と言うのは、もう言語道断に近い訳だけれども、自主返納は罪に問わないと言うのも、意味が分からん。

 

どう考えても、どさくさ紛れの不正だよねって感じで、この緊急時に乗じたモノなのだから、普段の不正より、質が悪いよ。

しかも不正受給は犯罪と最初から謳っていたのに。

 

ボクだってコロナの影響で前年やっていた職は100%、売り上げがなくなったりしているのもある。

トータルで考えても、9割減ぐらいになっているハズ。

 

だけれども、受給資格が実は、無い。

 

ホント、そうしたさらに弱い立場から見れば、ふざけんな~!と言う感じでしかない。

こうやって甘やかしているから、不正が行われるんじゃないか…とも。

 

この数日、伊藤健太郎さんが、ひき逃げを起こして世間を騒がせたけれども、“現場には警察が来る前に戻って来たでしょ”って言っている様なものではないか(本筋から外れますが)。

 

ちゃんと自主返納だろうがなんだろうが、1度、需給をした後で返納措置を受けるのであれば、しっかりと前後関係を調べて、ちゃんと白黒をつけて欲しいモノなのだけれどな(もちろん、ホントに必要がなくなった人と言うのもいるでしょうが)…