映画は月に5~6本ぐらいのペースで観ているのですが、仕事もしていないのに最近はなぜか忙しくしていてレビューを書く気が起こらず放置したままになっています。先月もそうだったのですが、鑑賞した映画(実はすべてブロ友さんが記事にされていた映画です)がすべてお気に入りだったので、とりあえず寸評だけでも残しておくことにしました。

 

11月に観た映画は以下の通りです。

1. 『幻の光』(1995年 日本)

2. 『白と黒』(1963年 日本)

3. 『敵』(2025年 日本)

4. 『うなぎ』(1997年 日本)

5. 『切腹』(1962年 日本)

 

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11月に観た映画・寸評(1)

 

『幻の光』(1995年 日本)

監督:是枝裕和

キャスト:江角マキコ / 浅野忠信 / 内藤剛志

 

 

 12歳の時に愛する祖母の失踪を引き止められなかったことをずっと悔いていた少女が大人になり結婚して男の子を授かり幸せに暮らしていたが、ある日、動機がわからないまま夫が突然自殺をしてしまう。愛する人たちを引きとめることができなかった悔恨の念を胸に秘めながら奥能登に住む男性と再婚。奥能登の自然と静かに流れる時間の経過の中で人生を取り戻すまでが描かれる。

 是枝監督のデビュー作。喪失と再生の物語。監督自身が述べているように、光と影へのこだわり。影=喪失、光=再生。登場人物は多くを語らないが、映像を通じてその思いが伝わってくる。美しい映像と、それぞれの役者の味わいのある演技に魅了された。