石川で陸自が小銃携行し市街地で行進訓練 県内団体からは中止要望も

5/16(土) 11:00 朝日新聞社 配信より

石川で陸自が小銃携行し市街地で行進訓練 県内団体からは中止要望も(朝日新聞) - Yahoo!ニュース  配信より

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小銃を携行して行進訓練をする陸上自衛隊第14普通科連隊=2026年5月15日午前8時53分、金沢市野田3丁目、恒川隼撮影

 陸上自衛隊金沢駐屯地の隊員らが15日、小銃を携えて金沢市内を行進する訓練をした。市によると、昨年6月に続いての実施。「市民が不安や恐怖を感じかねない」として石川県内の8団体が連名で訓練の中止を要望していた。

【写真】「小銃を携行したまま米軍施設外を歩き、地元に不安を与えた」……抗議文を提出  同駐屯地広報室によると、訓練には第14普通科連隊の約100人が参加。小銃に弾薬は入っていないという。午前8時40分ごろ、3班に分かれて駐屯地を出発し、三小牛山演習場までを往復する約10キロの行程で実施した。  市総務課によると、徒歩行進訓練は少なくとも2007年から毎年実施。同年にも小銃を携行していたという。担当者は「訓練は、わが国の防衛や災害派遣活動などの任務を担う上で欠かせないもの」とした上で「小銃携行に不安を感じる市民もいる。十分な説明をするよう伝えた」としている。  同駐屯地広報室は、行進訓練で小銃を携える具体的な理由について「差し控える」とした。  県内で護憲活動などに取り組む8団体は12日、第14普通科連隊長宛てに訓練の中止を要望。団体の一つ、県平和委員会の柴原和美事務局長(72)は、能登半島地震などの災害時の活動に謝意を示す一方、「小銃を持って行進するのは全く別の話。日中に市民に見せるように行うのは非常識だ」と語った。  市によると、同様の訓練は6月17日にも実施されるという。午前7時~午後6時の間に、隊員約120人が同駐屯地を出発し、内川スポーツ広場や田上本町朝霧公園などを経由して戻る計画だ。

(恒川隼)

朝日新聞社

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最終更新:5/16(土) 12:00
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