秋篠宮さま60歳還暦 戦後80年「平和の大切さ考えるきっかけに」
日本経済新聞 配信より
秋篠宮さまは30日、60歳の還暦の誕生日を迎えられた。これに先立ち行われた記者会見で、今年が戦後80年の節目にあたることに触れ「今の平和な世の中が継続していることの大切さというものを考えるきっかけになったのではないかと思います」と述べられた。
その上で「折々に思い起こして、過去に学びながら、二度と同じことを繰り返してはいけないということを、一人一人が確認することが大事」との考えを示された。
還暦については「そういう年齢になったんだなという感想があるくらい」と話すにとどめられた。
長男の悠仁さまは9月6日、成年式に臨まれた。入念に準備をしていたと紹介し「大人になったんだなと感じました」と振り返られた。
悠仁さまは筑波大への通学拠点として、茨城県つくば市内の集合住宅に宿泊されることがある。秋篠宮さまは、悠仁さまがポテトサラダや栗ごはんを作り、写真を送ってきたと明かされた。
今年は妻、紀子さまとの結婚から35年となり「わがままな夫をよく支えてくれていて、感謝しています」と語られた。様々な公務に臨む次女の佳子さまについては「一つ一つを非常に大事にしながら、一生懸命取り組んでいるということがよく分かり、喜ばしく思っています」と言及された。
長女の小室眞子さんが第1子を出産したことには「とてもうれしい気持ちになりました」と明かされた。帰国の機会があれば会いたい意向も示された。
秋篠宮さまは2024年の記者会見で、宮内庁に「(皇族が)どういう考えを持っているかを知っておく必要がある」と求められた。今回の会見では「宮内庁のしかるべき人たちは、そのことを真摯に受け止めてくれている」と述べられた。
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