三島由紀夫の実像、恩師の国文学者清水文雄が語る 広島での講義録音テープ見つかる
中国新聞デジタル 配信より
三島由紀夫の実像、恩師の国文学者清水文雄が語る 広島での講義録音テープ見つかる | 中国新聞デジタル 配信より
三島由紀夫
作家三島由紀夫が衝撃的な最期を遂げた1970年11月25日から55年を迎えた。
生誕100年でもある今年、恩師で国文学者の清水文雄(03~98年)が、
現比治山大・同短期大学部(広島市東区)で講義した際の録音テープが残っていたことが分かった。
三島の創作や自決についての言及もあり、
研究者は「近しい人物のまとまった三島論が聞ける貴重な資料」とみる。
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91年11月20日に録音された約1時間のテープ。当時、比治山女子短大の特任教授だった清水は
一般教養の講義「人生論」に登壇し、「(三島について)大勢の前で話をする最後になるのでは。
亡くなって、もう5日すると満21年になる」と語り始めた。
学習院中等科の教師時代に三島を指導したことや、
私のコメント : 令和7年11月27日、作家三島由紀夫が生誕100年でもある今年、作家三島由紀夫の恩師で国文学者の清水文雄氏が、比治山大・同短期大学部(広島市東区)で講義した際の録音テープが残っていたことが分かった。
作家三島由紀夫の恩師で国文学者の清水文雄氏は、比治山大・同短期大学部(広島市東区)で講義されていた。
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三島由紀夫の実像とは? 恩師が語る「ボディービルは三島の思想の大事な要素」
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三島由紀夫の実像、恩師の国文学者清水文雄が語る 広島での講義録音テープ見つかる | 中国新聞デジタル 配信より
広島を訪れた三島㊧と並んで座る清水㊥(1966年8月、清水明雄さん提供)
戦後日本を代表する作家の一人、三島由紀夫の実像とは―。
広島市で録音テープが見つかった恩師、
国文学者の清水文雄(1903~98年)の肉声からは、
作家としてだけでなく「人間三島」の一端がうかがえる。
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清水は38年に34歳で学習院に赴任、中等科に在籍した三島(本名平岡公威(きみたけ))の才能を見いだした。
東京と広島に別れても二人は書簡を交わし続け、清水は上京時に三島の自宅に泊まるなどした。
「彼の死の意味を本当に知っているのはお母さんではなかろうか」
テープに収録されていた肉声は、清水が88歳のときのもの。
21年前に自決した三島について、比治山女子短大(現比治山大・同短期大学部)の学生を前に語っていた。
学習院時代の回想では、三島が作文の下書きを母に見せ
「感想を聞いて、安心して出すのが習慣のようになっていた」と証言。
それは、絶筆となった「豊饒(ほうじょう)の海」
の第4巻「天人五衰(てんにんごすい)」まで続いたとの見立てを示し、



















