自民と公明の選挙協力、群馬で公明側「現状では難しい」…比例定数減の議論に反発
読売新聞オンライン配信より
自民と公明の選挙協力、群馬で公明側「現状では難しい」…比例定数減の議論に反発(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
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自民党群馬県連と公明党群馬県本部の幹部が28日、
今後の国政選での選挙協力について意見交換し、
公明側が「現状では難しい」と難色を示したことが分かった。
両党県組織の関係者が明らかにした。
最終的な判断ではないが、結論は県内の選挙情勢に大きな影響を与えそうだ。
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公明の判断の背景には、自民と日本維新の会が衆院議員の定数1割削減で合意したことがある。
公明は比例選を選挙戦略の中心に据えており、比例を中心とした議席削減の議論に反発を強めている。
一方、自民県連側は選挙協力の有無を一律ではなく、地域ごとの事情に応じて検討する意向を伝えた。
自民側は協議の継続に意欲を示しており、公明側も国政の動向をにらみながら最終的な判断をするとみられる。
7月の参院選比例選で、公明は県内で7・5万票を獲得。
衆院選の1小選挙区当たりの「公明票」も1万~2万票あるとされる。
昨年10月の衆院選で県内全5小選挙区で勝利した自民の5人は公明の推薦を受け、
群馬3区では立憲民主党の候補者を214票差でかわした。
一方、自民陣営は「比例は公明に」と呼びかけ、公明も支援を受けてきた。
両党を支援してきた業界団体の対応も定まらない。
県内のある業界団体幹部は「自民支援が基本だが、公明とのつながりが強い地域もある」と打ち明けた。
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