8日の東京株式市場は大幅反落している。日経平均株価の午前終値は、前日比169円37銭安の8470円35銭。前日比29円安の8609円で寄り付いたが、直後に8600円を割った。さらに下落が続き午前10時半すぎに8500円も割った。安値は178円安の8460円。欧州格付け会社によるスペイン国債の3段階格下げで欧州危機に対する不安が再燃。東京市場の取引開始と同時に円高に転じことも重なり、下げ相場となった。東証では前日まで3日続伸し、上げ幅が合計で344円高となっていたことで、利益確定売りも出ているもようだ。東証株価指数(TOPIX)は前日比12.36ポイント安の718.39。出来高は概算で14億4522万株。売買代金は1兆496億円だった。東証1部銘柄の騰落は値上がり245に対して値下がりが78%超の1316、変わらず111。業種別東証株価指数は全業種で下げた。金融のほか紙パルプ、ゴム、ガラス、鉄鋼、非鉄など素材系がそろって大きく下げている。 ・・・平成24年6月8日(金)、11時38分配信より
私のコメント : 欧州格付け会社による、スペイン国債の3段階格下げ、欧州危機に対する不安、来週も、注意深く、関係筋については、注目していく必要があると感じる。