7月22日、富士登山競走がありました!やや長いレポですが、ご興味ある方、ご一読お願いします~!
今回は前泊したのですが、ギリギリでとったので、富士吉田市の宿はとれず、山中湖にある、会社が契約しているリゾートホテルにて宿泊。レースで使う衣類一式を家に置いてきてしまうというハプニングがありましたが、何とか揃え、レース当日を迎えました。
朝は4時過ぎに起床。
ホテルの朝食は時間的にも難しかったので、コンビニで買ったおにぎり2個とバナナ2本、ポカリを飲み、レースの服装に着替えた上で、チェックアウト⇒富士吉田に向かいました。
会場に入ったのは、1時間程前で、ゼッケンを受け取り、取り付けた後、5合目まで荷物を運んでくれる場所へ荷物を預け、トイレへ。どこの大会でもそうですがトイレ待ちが長く、列に並んだのはスタート前15分を切ってから。ということで、私はBブロックからの出発でしたが、その中でも結構後方からのスタートとなってしまいました。
天気は、台風一過で例年に比べて涼しく、走りやすそうな様相。これで時間内完走できなければどうしようもないなと自らに気合を入れる。。。富士登山競走の醍醐味はスタート開始時からあって、みんなで『頑張るぞー!』『オー』とか、拡声器に合わせて気合を入れるのですが、今回は拡声器の調子が良くなかったようでやや拍子抜け。。。
7時、山頂コーススタート!
スタートラインをまたいだのは、スタート号砲から1分くらい後かな?狭い道路ですから仕方なしです。数百メートルまっすぐ進み、そこから左折、その道をまっすぐかなり長く続きます。あまりにも混雑しているので右側の歩道からガンガン抜いて前に出る戦法をとりました。この道は金鳥居もある商店街でして、地元の方の応援が一番多いところです。ポイントは、できるだけリラックスして、前に出ること。ジムで15度の坂をつけて練習した成果があったのか、疲れは全くなくクリア。
もちろん、そこからも坂は続くのですが、まずは商店街で作ったペースを守ることを意識して、その後は、少しずつ順位を上げていく感じ。一気に行くと、無駄に体力を消耗してしまいます。馬返し近くになると、更に坂は厳しくなり、路面も荒れていて、着地をどこにするかにも意識を取られます。ここら辺は、私がいた位置の選手たちは走っている人がほとんどですので、粘りで順位を落とすことがないように頑張って走るのみ。。。
馬返し到着、 0:59:53
ざっくりと、馬返しまで1時間、そこから5合目まで更に1時間を予定していたので、計算通り。さすがにのどは渇いたので、ここで一旦立ち止まり、十分給水して山道へ入っていきました。
坂が厳しいところは、他の選手も歩いていましたが、平坦なところや、ややゆるい坂は軽い走りで前進していきます。とにかく、前のランナーについていき、タイミングが合えば少しずつ抜かしていくような走り。できるだけ大きい筋肉を使って走ることを意識しました。
5合目到着、 1:54:48
予定の2時間を5分ほど上回っており、疲れもあるものの、いい流れできていて気持ちは前向き。佐藤小屋は観客も多く、気合が入ります。そして、ここから本格的な山登り。最初は砂礫。筋肉に同じ刺激が続くと、痙攣のもとになるかなと思い、場所によっては、ハの字のように足を開いて登り、コツコツと前へ。ここから8合目まではなかなか長いです。小屋もたくさんあり、今、どこらへんにいるのか?1度しか試走していなかったのでなかなか感覚がつかめませんでした。。。
そんな中、7合目手前くらいで、左ふくらはぎが痙攣!筋肉がグッと硬くなり上につりあがったような感じになり、走路(岩場だけど)から少し横に外れ座り込み、必死でつま先を引き上げました。他の選手もつらいのか、私の姿をみても、素通りする人が多いわけですが、そんな中、声をかけてくれた方、塩を分けてくれた方、足を押してくれた方もいらっしゃいました。みんなで、時間内完走を目指すんだという、富士登山競走ならではの光景だったと思います。声をかけてくださった方、塩を恵んで下さった方、痙攣した足を引っ張るのを補助して頂いた方、本当にありがとうございました!
本8合目到着、 3:33:52
予定では、ここを3:30以内だったのですが、足の痙攣で5分ほどロスがあったのと、その後は、左足でしっかり地面を踏ん張れない状態になり、力強く登れなくなたので、仕方なし。。。普段からこういうトレーニングをしていないから仕方ないけど、ちょっと悔しかったです!ここから山頂までは予定では30分。でも、この足の状態です。無理をすればまた痙攣して、5分以上立ち止まるようなことにもなりかねない。。。山頂ゴールの完走関門は4:30。4時間は切れないけど、うまくしのげば、20分くらいは余裕があるはずと思い、ここで4時間きりはあきらめ、4時間10分を目指しました。
しかしながら、空気が薄い影響からか、頭は朦朧としてくるし、手はしびれてくるし。。。でも、これらは皆同じつらさを抱えながら山頂を目指しているんだから、みんなと一緒に頑張ろう!ちょと足は限界にきているけど、心肺はつらくとも健全。絶対ゴールはできる!
山頂到着、 4:10:55
ゴールに向けて、最後右折するのですが、そこで応援していた女性が、『最後のカーブです!頑張れ!』と声を出していて、今まで気が遠くなるのを恐れてみなかった山頂を見上げるともうすぐそこまで来ていました。山頂はもうすぐだ!そして、この長い戦いがようやく終わりとなるのだと思うと、苦しさからしかめっ面の顔から涙が自然とポロポロと流れました。きっともうすぐ写真ポイント。。。涙を拭きながらも、昨年ヒザの痛みでスタート地点にも立てなかった自分が、今、復活したありがたみを感じながらのゴールでした!
ゴール後は、あっさりしたもので、疲労からこみあげるものもなくなり(笑)、山頂からの風景を楽しみ、まさに時間ギリギリの熱い戦いをしているほかの選手の頑張りを見届けました!
帰りは、5合目まで自力でおり、そこから大会のバスに乗って富士吉田市役所まで戻ってくるのですが、そのバスの中、となりの方とおしゃべりしながら戻りました。
彼は5分間に合わず、涙を飲んだらしいのですが、来年への決意を硬くしていました。彼に、来年はどうするのか?と聞かれ、返事にちょっと困りましたが、今の気持ちとしては、この富士登山競走を感動的な思い出にとどめておくために今回で終わりにしようかと思いつつも、こういう激しい戦いゆえ、もっと頑張れば、来年はまた新たな挑戦が自分はできるのではないかという思いもあり、まだなんとも言えない心境です。
いずれにしても、来年の富士登山競走のエントリーまで時間があるので、そこまでにどれくらい自分を鍛え上げられるか?そして、自分の人生の中で、ランニングの位置づけがどうなっているか?そこらへんを見極めてエントリーを決めたいと思います!
次の目標は、 『年内サブ3』 です。
