カニが足りない… 【Oishii Gohan01_Round1】

前回の記事からの続きになります。

参加者の紹介だけで長くなってしまったので、記事を分けさせていただきました。

始めるにあたって以下、大会の補足説明です！

即興料理大会規約！

• 今回、選手達が作る料理はプレイヤーが個々のスキルを見て、独断で決めさせていただきました
• 料理を作る所までは、指示を出しますが、その後の調理中の行動は全て自律に任せます。
• 進行不可能のバグが発生したときのみプレイヤーが操作します
• 制限時間は特にありません

完成した料理を一堂に並べて、セレブレーションセンターを訪れているシム達に食べて貰い、一番食べてもらえた料理の制作者を1位とします。
（参加者それぞれと関係が深いシム達も事前に会場に呼んであります）

細かくは粗があるルールなので、突っ込まないでください。
単純に複数人のシム達がお料理をする姿を楽しむ！というのが一番のコンセプトなので。

さあ、いよいよお料理大会、スタートです。

まずは順調な滑り出しをみせましたタイラー選手。

前回シリーズで腕を磨いただけあって、手際はとてもよろしい感じですね。

お料理は自分で街を歩いて発見した『ポーク麻婆豆腐』を作るようです。

包丁裁きにも自信のほどが伺えますね。
誰も見ていないのにパフォーマンスを披露する余裕もあります。

Yukie選手はお手軽に作れる『ソーセージと豆の煮込み』

一見簡単に作れそうですが、火加減や調味料のさじ加減で味の違いを見せつける作戦の様ですね。

ローリー選手は一人ケーキに挑戦するようです。

肉を用意している事からこれはどうやら…『ハンバーガーケーキ』！

引き締まった体で生地をかき混ぜるその姿はとても料理をしているようには見えません。

そう、まるで筋トレをしているかのよう。
彼女ほどの力があれば片腕で余裕で混ぜれるのでしょう。

ラー選手は料理スキルがカンストしている実力を見せつけるかのように、なんとスキル６が必要な『子羊のスペアリブ』を作るようです。

自信満々ですね。これは完成が楽しみです。




カレブ選手は『ヨークシャープディング』を作るようですね。
調べたところ、この料理はローストビーフなどの付け合わせとして食べられるそうです。

ヨークシャー・プディング - Wikipedia

おいしそう…

これは…

意図してはいませんでしたが、ラー選手の料理と一緒に食べると美味しそうですね。
楽しみです。

…と

カレブ選手、何を思ったのか、ラー選手のカウンターを使って、向かい合って調理し始めました。

カレブ選手「彼は料理が上手だからね。是非参考にさせてもらおうと思って。」

ラー選手はそれで良いんでしょうか？

…カレブ選手、もの凄い近くで料理をしていますが…

目も合わせないので、若干気まずそうです…

一人鬼の形相で包丁で野菜を刻んでいるのは、Callia選手。

作る料理は『野菜餃子』

各選手の頭上、天井の同じ位置に照明を配置したはずですが、発せられる怒りのオーラに光が遮られるのか、彼女の場所だけスクショを撮ると、何故か暗いです。

今、Callia選手は料理よりも太陽を憎くむことで忙しいのです
 

渾身の、太陽への憎しみが包丁を伝って野菜にぶつけられます。
 

すさまじい負のエネルギー

Callia選手、刻んだ野菜を持ちながら怒りでノシノシと歩いて行く先は

ローリー選手のカウンター。

何と、彼女も他のシムの場所で一緒に調理するようです。

これは…Callia選手の妨害工作でしょうか？

ローリー選手はちっとも気にした様子はありません。流石、普段ウェアウルフを統率しているだけあります。

Callia選手「蟹が、カニが、足りねぇんだよ…カニが…」

ここで、カレブ選手の視線と圧に耐えられなくなったのかラー選手。

と更に、Yukie選手までもがローリー選手の周りに集まり始めました。

ラー選手「豪快な調理方法だなぁ…」

ラー選手、ローリー選手の後ろで満面の笑み。
 

カレブ選手の視線からの開放感からか、気分は最高だそうです。

少し放心状態にも見えますね。

大丈夫ですか？

しかし、ローリー選手、他三選手の精神攻撃（？）にも全く動じません。
ここにきてウェアウルフとして鍛えた強靭なメンタルが発揮させられているようです。

ラー選手、そのままフリーズしてしまったので、プレイヤー介入で元居たカウンターに戻ってもらいました。

ローリー選手「すごいな、あんた、もう完成かい？」

Yukie選手「ええ、得意料理なの。おいしそうでしょう？」

おおっと、ここにきてYukie選手、早くも完成の様です。
最年長者として長年培ってきた経験でしょうか？手際の良さが光りましたね。
完成した煮込み料理もおいしそうです。

カレブ選手、ラー選手、二人のオーブン調理組は作った料理をオーブンへ。

カレブ選手、オーブンは自分の場所のものを使用するようです。
 

…初めからそうしてください

タイラー選手はフライパンでの調理で仕上げるようです。

ムードの影響でしょうか、何故か誘惑的状態でずっとフライパンの前でクネクネしていますね。

胡椒を振りかざす表情に若干の正気の無さを感じますが…
順調そうですので、このまま見守ることにしましょう。

一方、特質『正気でない』持ちの、Callia選手。

餃子の生地と大格闘中。
 

生地を相手に喧嘩を売っているかのようなこの目つき。
プレイヤーの期待していた反応をしてくれます。

かわいい

そしてそのままローリー選手のオーブンへ。
テンションは相変わらず『激怒』状態です。
オーブンよりも彼女の方が熱そう…

ローリー選手。少しは怒っても良いのですよ？

あと、今更ですがシムの世界では餃子はオーブンで焼くものなのですね。

ローリー選手、生地を寝かせているのでしょうか？（ベンチタイム）
焼くタイミングを見計らっているようです。
 

この周りの騒がしさの中で（主にCallia選手が騒々しいだけですが）しっかり自分のペースを保っています。

そしてローリー選手もケーキの生地をオーブンへ。
Callia選手の場所のオーブンを借ります。

これでこの二人も後は焼きあがるのを待つだけとなりました。

その間にカレブ選手の料理が完成したようです。

カレブ選手「どうかな？君の料理の付け合わせによく合うと思うのだけど。」

最後までラー選手に絡みに行くカレブ選手。
ラー選手が言葉に詰まっているので、そろそろ一人にさせてあげてください。

ラー選手も色々ありましたが、味を付け加えて

ラー選手、タイラー選手、
ほぼ同時に出来上がりました。

Callia選手も餃子が出来上がったようです。

相変わらず怒り狂いながらも、わざわざ発表用のテーブルまで自分で料理を持って来てくれました。

思わぬデレに

そして最後に色々妨害されたローリー選手の料理が完成しました。

これで全ての料理が出そろいました。
ざっと一通り見ていきましょう。

左上から順に…

ローリー選手　『ハンバーガーケーキ』　品質：普通

周りのプレッシャーをものともしない、ウェアウルフのリーダーが作る

豪快な料理が完成しました。

ラー選手『子羊のスペアリブ』　品質：すばらしい
一人スキルカンストのラー選手、流石の一品です。
カレブ選手の圧にも、フリーズバグにもめげずに、実力でここまで持ち直したのは素晴らしいの一言しかありません。

Yukie選手『ソーセージと豆の煮込み』　品質：普通
最長年者の経験を元にした家庭的な料理ながらも、美味しそうな仕上がり。
見た目からも大きく味を外すことのない安心感がある出来となりました。

カレブ選手『ヨークシャープディング』　品質：普通
こんがり、良い焼き色が付いています。
始終ラー選手を意識して作った料理は、きっと肉料理によく合うことでしょう

タイラー選手『ポーク麻婆豆腐』　品質：すばらしい
前回ブログシリーズ出身。

いわばプレイヤーよりシード権を与えられているタイラー選手。
プレイヤーからのプレッシャーを跳ね除け、期待通りの完璧な料理に仕上げてきました。

Callia選手『野菜餃子』　品質：悪い
色が……
まさに、Callia選手の感情をそのまま表現したかのような見た目。
良く言えば独創的です。

悪く言えば…マ…
…これ以上は味わってからにしましょう。

こちらの丸いテーブルに料理を移し

『食事に呼ぶ』を選択して、館内にいる他のシム達も食事に参加してもらいます。

出場者のシム達も自律行動下のため、どの品を取るかは分かりません。
よって、食事に参加してもらいます。

自分の料理を取るもよし、他の出場者の料理を取るも良し。
自律に任せた試食タイムの始まりです。

お食事タイム開始 

代理人とカレブ選手は『ポーク麻婆豆腐』

Yukie選手は『ハンバーガーケーキ』。
Callia選手は『ソーセージと豆の煮込み』
Callia選手…自分のは食べないのね…

タイラー選手は『子羊のスペアリブ』
ラー選手は『ヨークシャープディング』

…ラー選手、そこまで気を使わなくても良いんですよ！

ローリー選手は自分のケーキを
会場に来てくれていた彼女のご家族の皆さんも、何と皆ローリー選手のケーキを選びました。

アガーテさん（タイラー選手の奥様）もタイラー選手の料理をチョイス。

皆さん自律行動の結果の選択ですが、何か、

家族の絆を感じずにはいられません

楽しいお食事会の始まりです。
皆、ご馳走を目の前にして幸せそう。

ラー選手「いやぁ。こんなに大勢で料理をしたのは初めてです。あなたは緊張しませんでしたか？」

Callia選手「太陽が憎い…カニも憎い…」

カレブ選手「辛っっ！！！」

ここでタイラー選手、思わぬ誤算。彼の料理『ポーク麻婆豆腐』は『品質：すばらしい』でしたが激辛料理だったようです。

だから選ぶシムが少なかったのでしょうか？

クリストファーさん「………悪くはないな。」

ジェイコブさん「すごく美味しいよ！今度また作って」

ローリー選手「…機会があればな。」

Yukie選手「家族に喜んで貰えるほど嬉しいことはないわよねぇ」

ローリー選手、家族とあまり話しをしませんでしたが、お二人が食べるのをじっと、暖かく見守っていました。

武蔵も来てたのぉ…

…そして…

いよいよ結果発表のお時間です！

全選手の料理の残り数を見てみましょう。
（全員同じ、最初は８個の状態からのスタートです）
※個数部分を、拡大して表示しています

勝者はローリー選手！

やはりご家族の絆は強かったということでしょうか？
Yukie選手のバックアップも地味ながらタイラー選手を突き放しましたね。

何よりも彼女の、何事にも動じない安定したメンタルから作り出される力強い料理は、とても美味しいということでしょう

おめでとうございます

プレイヤーも自律で動くシム達の、料理をする姿をたくさん見れてとても楽しかったです。

小さなハプニングも笑えました

…しかし実はこれは、第一ラウンドだったのです。

次回、最終、第二ラウンドに続きます。