1986年夏頃
アシックスから画期的なラケットが発売されると言う噂が流れ
その後発売されたのが
アシックス マクレガー バーゲリン ロングストリング
(写真はアシックスバージョンでなくマクレガーオリジナルモデルになります)
当時神和住純選手がスポーツ番組のキャスターを行っていた時
番組内の企画でお披露目されてその異形に驚かされました。
その中でエンドの穴にレンチを回すだけで最大80ポンドまで
テンション調節が出来ると言う触れ込みに驚かされました。
スロートサイドもストリングでビッシリ
グロメットに小さなローラーが備えられ
その上にストリングを通す画期的なラケットでした。
ストリングホールには親切にストリングの穴を通す順番の
番号が記されて有り
六角形のフレームと斜めに張り上げる
ストリングパターンが異質でしたが
1度は打ってみたい衝動に駆られました
ボルグのコーチであったレナート.バーゲリン氏考案のラケットで
約1000本もの試作品を作った上での販売でしたが
5万円とやや高価な上、ガットを切った後の大変さがあってか?
世の中に浸透する事は無かったですが
良いと思う事を実際に商品化させた事は
賞賛に値すると思いました。