学校行く行く詐欺もしかり
子供は何度も同じ失敗をしたり
約束を守らなかったりする。
そんな時あなたはどうしますか？
めっちゃイライラしたり
ガッカリするかもしれない
気持ちはわかります。
でもここから先の親の思考は
人によってかなり違う。
昔知り合いのお宅は
躾に厳しくて
子供が約束を守れないと
激怒して罰を与えたり
反省文を書かせていました。
でも本当に逆にびっくりするほど
何度も同じことを子供は繰り返す
怒られるから子供も隠蔽に長けてきて
小学生とは思えない嘘もつくようになった。
さらに怒った親はどんどん罰を厳しくしたり
反省文の頻度をあげる
私がまず思ったのは
「反省文って書かせて嬉しいのかな？」
ってことでした。
本当に純粋に疑問に思いました
反省って強制されたらできるものでもない。
例えば宿題やってなくて
怒られて
反省文書かせてもうしないって誓わせて
でもそれが子供の本心からじゃないと
何の意味もないわけで
反省文という形で読めたら
満足できる？ってこと。
そして何度も約束を守れない場合は
子供に守らせる約束が
年齢や状況的に適切かということも
大人が考えなくてはならないのではないだろうか。
学校行かないって娘が言い出したとき
色々面倒だからとにかく
学校行ってくれと思った
だけど罰とかご褒美をあげて
学校に強制的に行かせるなんて
とてもする気にはなれなくて
学校行くって言ってたのに
行けなかった朝は
娘は私に謝ってきたこともあったけど
怒りよりはなぜ行けないのかという
悲しみや
どうすべきなのかという焦りが大きくて
なだめたりすかしたりしたものの
ただ闇雲に学校に行かせようと
言葉や行動の強制をしようとは
思えなかった。
だって普通に
そんな抑圧的なこと親にされたくないに
決まってる。
そんなことしたら
そういう非人道的な行動のできる人になっちゃう
そんな風に思ってました
学校に行かないことで
いつかこの子は後悔するかもしれないとは思った。
でも
こんなに悲しく苦しそうな子に
何かを無理強いするほど私は
別人にはなれませんでした。
学校に行けない朝
娘に謝られると私は
その事が一番悲しかった。
謝って欲しくなかったです。
反省文なんてだからもっての外だった。
子供の反省する姿を見ても
満足は出来なかったと思う。
私が本当に欲しいのは
娘が心から笑った顔
伸び伸びと彼女らしく生きる姿。
後悔も反省も
自分で経験していくものだと思った。
そういう自分の行動の責任を
受けて立つ強い心や希望を作っていけるように
今日も明日も笑って暮らしたかった。
宿題やらなかった
学校行かなかった
ピアノの練習しなかった
兄妹と喧嘩した。
反省は後悔のあとに発生するもの。
そしてその後悔は
その行動から直接的に
自発的に発生するもの。
人から反省しろと強制されると
大切な行程が抜けて
その子の感情は置き去りになってしまって
後々には余計悪いことになってしまうこともある。
前述した厳しいご家庭の娘さんは
高校生の時に心の病気が重くなり
入退院を繰り返されていました。
また私がずっと気になっていたのは
躾と称して反省文や罰を押し付けることはもとより
頭ごなしに厳しいお父さんとセットで
家庭や子供への不満や愚痴を
じわじわ、時にこんこんと垂れ流す
お母さんの存在
ちょっとした知り合いの私にそうなんですから
子供や家族にはもっとでしょう。
延々と愚痴られて反省文や罰を強要される。
地獄か
大人の愚痴って
本当に子供の心や脳に
浸潤して
明るい精神を奪って
まるでその子に初めからあった資質みたいに
希死念慮や不健全な思考をつくる。
この本の著者の精神科医の方も
小さい頃に母の延々と続く愚痴を聞いていたら
ぼーっとした状態になり
気付いたらハサミをコンセントに差し込んでおり
感電スレスレになったと
記憶を辿っています。
この医師は治療する側でありながら
自身の死との親和性を暗に認め
そして悲しいかなこの人も結果愚痴っぽい
子供の前では愚痴らない。
ちょっとだけと思ってるのは自分だけ。
聞いてる方は永遠に聞こえるのが愚痴です
愚痴っぽい大人がいる家は
子供が犠牲者になってる。
被害者ぶってるけど加害者っていう
腹立たしいやつ。
子供も愚痴っぽくなったり
被害妄想的になると
友達もできにくくなる。
当然のことなのです。
そして生きづらさは深まる。
無理なのかな？
明日から愚痴るのやめるってこと。
成長過程の子供の行動に目くじら立てて
反省しろって強要するのをやめること。
私には分からない。
きっとこの分かれ道の右と左の人同士は
お互い
なぜそうなのか分からないと
ただそれだけになってしまうんだよね。
不登校だった娘は
すごく元気に過ごしてます
誰に何を言われずとも
すべきことを頑張っていて
私はこれまで通り何も強要しない。
家族の誰もイライラしたり
愚痴ったりしない
穏やかな毎日です
