豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる-

豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる-

伊勢神宮の外宮の山から湧き出る水を唯一引くことができる田んぼ「豊川田」で
お米を育てて外宮に奉納しています

ご挨拶


皆さんこんにちは。私たちは伊勢神宮の外宮の山の水を引くことができる小さな田んぼで稲作をし、収穫したお米を外宮に奉納しています。


はじまりは、「日本人として、お米ぐらい作れるようになりたい」という単純な思いでした。そして、それに賛同してくれた仲間とともに、春夏秋冬を肌で感じながら年月を重ね、この活動は今年で4年目を迎えます。


ブログでは、田植えの時期と稲刈りの時期を中心に、ぼくらの活動を発信しています。

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先日から浸していた籾種が元気に発芽しました。
次はこれを、土に蒔いて苗を育てます。
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ともやんです

外宮の山から猿が出現しました!!
せっかく植えた苗を荒らされてはかないません。

屋根まで上がって追っかけっこをするはめに。。。

稲作は、自然の脅威と恩恵を思い知らされます。

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籾種(もみだね)を水に浸して発芽させることを催芽(さいが)といいます。

今日、外宮さんに奉納するためのお米の催芽式を行いました。
この籾種(もみだね)は、昨年の秋に収穫したものです。
丁寧にばらして水に浸し、発芽を待ちます。


豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる-

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悪天候が続き、今年の稲作が危ぶまれていましたが、
やっと田植えを終えることができました。

やや、苗に元気がないのが心配ですが、
どうか、すくすくと、育ってほしいものです。

豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる-

豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる-
こんにちは みほやんです。

田植えを予定していた4月22日が大嵐となったため、今年は田植えが遅れてしまっています。
なんとしても連休中には植えないと、稲の生育に影響が出てしまうのですが、
なかなかみんなの都合が合わず、難航しています。

豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる-
ご無沙汰しております。小作人のともやんです。

春が来て、満開となった桜の花が散り、若葉が芽生える頃になると、
いよいよ今年も始まるな、と、心身ともに引き締まる思いがします。


今年も、田植えの季節、到来です。

さっそく今日、冬のあいだに固く乾いた田んぼの土をこねて、
田起こしの作業に取り掛かりはじめました。

豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる--小作人仲間のしゅうさんです

豊川田プロジェクト -外宮奉納米を育てる--水を張る前に土を柔らかくします


田植えは今週の日曜、4月22日の予定です。
それまでに、水を張り、苗を植えられる準備をすすめます。



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刈り取り、終了。
あとは束ねて干すのみです。

昨年は、真っ暗になるまで作業し続けてもまだ3分の1ほど残っていました。
今年は、まだ、日暮れ前。みなさんのおかげで、本日中に達成です。

去年より今年、今年より来年と、
少しずつ、お米のことがわかってきて、
少しずつ、かかわってくれる人が増えていき、「豊川田」は成長していきます。


本当にありがとうございました。
そして、おつかれ様でした。




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残すところ、ついにこれだけ。

手分けして方々に散っていた稲刈り班が、だんだん一か所に集まってきました。


基本的に、稲刈りはひとりもくもくと続ける孤独な作業。

だから、仲間の姿が稲穂の向こうに垣間見えると、
なんとも言えないうれしさがこみあげてきます。



みんなの表情が、笑顔に変わっていきました。



目標達成まで、あと、ちょっとです。
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休憩を終えて、稲刈り再開。

人が少なくなってきたので、
おもてなし班も稲刈りに加勢してみんなで最後のもうひとがんばり。



ただいまの時刻午後4時。

雲はすっかり流れていって、夕焼け色の太陽が稲穂を照らしています。