こんにちは!新沼舘です。
先日の支部会は体調不良で参加できなかったので録音を聞かせてもらいました![]()
鍼灸の醍醐味ともいえる「脈診」と「腹診」、そしてその繋がりについて学びました。
「脈を診て何がわかるの?」という初心者の方も、少しでもわかるよう振り返れたらと思います![]()
1. 脈は「どうやって鍼をするか」のガイドブック
脈診には、どこに鍼をするか決める「比較脈診」と、どのように鍼をするか(手技)を決める「脈状診」があります。
脈状診で『六祖脈』という見方をしています。
六祖脈は「浮・沈」「遅・細」「虚・実」の六つで表します。
それぞれの説明と脈状に合わせた手技は以下の通り![]()
浮・沈:浅く触れるなら「浮」。鍼を寝かせて浅く。深く押して触れるなら「沈」。鍼を立てて深めに。
遅・数:脈が1呼吸に3回以下なら「遅」。じっくり丁寧に。1呼吸に5回以上の速い脈なら「細」。手早くスピーディに。
虚・実:力強さがなければ「虚」で補い(補法)、硬く強ければ「実」で余分な熱や滞りを取り除きます(瀉法)。
たくさんの人の脈を触る経験が、何よりの教科書になりますね。
2. 「脈証腹証一貫性」
診断で最も大切なのは、脈とお腹の診断結果が一致していることです![]()
東洋医学には「陰主陽従」という言葉があり、陰と陽は常にセットで動いています。陰が「虚」していれば、陽は実している、というバランスを見ていきます。
もし脈とお腹の診立てがバラバラなら、どちらかが間違っているサイン。もう一度丁寧に見直していきます。![]()
3. お腹を診るときの「落とし穴」
腹診でやりがちな失敗は、「冷たい=エネルギー不足(虚)」と思い込むこと。時には、実(張っている状態)でも虚のことがあります。
温度やざらつき:これだけで判断すると迷子になって証を間違ってしまうことがあります。
肌のハリやたるみ:こちらを基準にするのが、診断を間違えないコツ!たるみがある部分は虚とみます。
4. 症状に引っ張られ過ぎると証を間違う
ついつい「肩こりだからここ!」と症状に飛びついてしまいがちですが、大切なのは「なぜその症状が出ているのか?」という経絡的な視点です。
原因を整える「本治法」がしっかり決まれば、その場しのぎの「標治法」は自然と減らしていけます。ルーティン作業ではなく、常に「この一本で何を変えるか」という目的意識を持って、鍼を打つ前と後の変化を観察していくことが大切です。
今回の学びは改めて基本の大切さを実感。臨床に戻って活かしていきます![]()
次回の支部会は2026年3月29日(日)10時から行います。
渋谷支部は会場の最寄り駅が渋谷駅です!駅から数分の場所です!
月によっては会場が変更になる場合がありますので
是非詳細は渋谷支部の会員サイトでご確認下さい!
こちらの会員サイトは、基本的には支部会員が会費の支払いや資料のダウンロードをするのに利用する形になるのですが、年間スケジュールやお知らせ等、会員以外の方でもご確認頂ける項目もございます。
特に年間スケジュールを確認頂いて、早めに聴講の問い合わせをして頂けるとありがたいです。
上記のリンクから是非ご確認ください!(新たな会場の住所もコチラからご確認下さい)
よろしくお願い致します!
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東洋はり医学会 渋谷支部では
新規聴講生&新規入会者を募集しております。
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