続いて、ナイトカルチャー発掘・創出事業についての質疑応答を掲載しておきます。

 

問1(平成29年度補助事業の実施状況等について)

 大阪都市魅力創造戦略2020に掲げる「来阪外国人旅行者数を1,300万人」などの目標を達成するためには、新しい観光コンテンツを産み出すなど、大阪の魅力をさらに向上させていくため取組みが必要。そのため、大阪府では、主に外国人観光客を対象とした夜間における舞台公演や文化体験など、大阪の夜を楽しむことができる観光コンテンツの創出を図るため、「大阪府ナイトカルチャー発掘・創出事業補助金」を創設した。今年度は、事業公募に提案のあった19事業のうち、7事業に補助決定を行ったと伺っている。まず、補助決定した事業の内容について伺う。

 

回答1(都市魅力創造局副理事)
 本補助金については、大阪を訪れる外国人観光客の満足度を高め、更なる呼び込みを図ることを目的に、平成29年度に創設したところ。平成29年度については、日本の伝統芸能である能や文楽などをわかりやすく鑑賞・体験できるものを2件、外国人観光客に人気の高い、殺陣、忍者、日本舞踊等を盛り込んだノンバーバルパフォーマンスを4件、甲冑姿のDJや和太鼓の演奏に合わせてダンスを踊れる体感型のイベントを1件補助決定したところ。

 

問2(補助事業の実施状況・評価について)

 既に事業が終わっているものもあると思うが、事業の実施状況、評価について伺う。

 

回答2(都市魅力創造局副理事)

 昨年11月の補助決定後、各事業者において事業を進めて頂いており、この間、府の担当者が事業の実施場所に赴き、実施状況を確認している。その際、外国人の来場者の方が文楽の人形遣いの体験をしたり、舞台に上がって出演者から日本舞踊の手ほどきを受けるなどして、日本・大阪の文化を体験し、楽しむ姿が見受けられた。事業者からは、来場者の方から「日本の伝統はすばらしいと思った」、「体験コーナーや解説があって分かりやすかった」などの声があったと聞いている。また、ホテルのコンシェルジュや旅行代理店の方からも高評価で、定期開催の希望があり、手ごたえを感じている事業者があった一方で、大阪到着後の集客はハードルが高く、予想以上にインバウンドの観光客の集客は難しかったとの課題を挙げる事業者もあった。