2019年9月22日 九十九里トライアスロン | toyo3の自転車(とランとトライアスロンの)ブログ

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前日編より続く

 

9月22日、九十九里トライアスロンのミドルディスタンス(スイム1.9km、バイク90km、ラン21.1km)に参加して来ました。

当日は朝4:00に起床。前日コンビニで買っておいたおにぎりを食べて、4:30過ぎに茂原のビジネスホテルを車で出発しました。5時過ぎには予定通り指定された一宮海岸の駐車場に到着。支度を整え、レースに必要な荷物一式を持って、2kmほど離れたトランジションにバイクで向かいます。

東の空が明るくなって来ました。

天気はまずまずかな。朝焼けの海を眺め、気持ちも高まってきます。

トランジションエリアに到着し、まずはバイクの試走。バイクスタート位置から2.3km先の九十九里有料道路の長生ICで折り返しトランジションに戻って終了。バイクとバイク&ランに必要なもの一式をトランジションにセットし、スイム用のウェットスーツを着込みます。スイム用の身支度を整え、残りの荷物はフィニッシュ会場行きの荷物として預けます。強度の近視ですが、度付きゴーグルを使っているので、いつもはメガネも預けてしまうのですが、今回はトランジションとスイムスタート/フィニッシュ地点間が650mも離れているので、メガネはスイムスタート/フィニッシュ地点で預けることにしました。10分近く歩いてスイムスタート地点へ。6時からの試泳が少し遅れて始まったところでした。toyo3もメガネを預けて試泳します。一宮川の河口ですが、流れは全くありません。水は濁っていて、伸ばした自分の手の指先も見えないくらい。少し先のブイを回って試泳終了。
スタート会場には続々と参加者が集まり、MCのトークも始まりました。じきに開会式が始まり、白戸実行委員長や一宮町長のご挨拶。町長の挨拶の中でも述べられていましたが、台風15号の被害が千葉県内至るところに残る中、幸い一宮町の被害は比較的軽く、また、会場も重機を使って整地するなど、関係者の献身的な準備があって開催に漕ぎつけられたとのこと、全く有難いことです。バイクコースにもなっている周辺市町村は、まだ一部停電しているところもあり、復興まで時間がかかるとのこと。レース後には微力ながら募金に協力させて頂きました。

7:00からレーススタート。5分ごとのウエイブスタートで、55-59歳クラスのtoyo3は最終第5ウェイブ、7:20のスタートです。先にスタートした人達の泳ぐ姿を度付きゴーグルを付けて見物します。日も出てきて天気も良さそう。第4ウェイブがスタートし、自分たちもスタートラインに並びます。第5ウェーブは55歳以上の男子と女子全員なので、それほど激しいバトルはないだろうと思い、中ほどに並びました。いつものことですが、今回も無事スタートラインに立てたことに感謝し、気持ちを落ち着かせます。
7:20いよいよスタート! 水が濁っていて周りが見えないので、それなりのバトルはありますが、できるだけマイペースで泳ぎます。いつもはじきに集団から遅れバトルから解放されるのですが、今回はなかなかバトルから抜けらません。第1ブイの脇を通り、折り返しの第2ブイを目指します。徐々に周りの人も少なくなり、折り返しの第2ブイを回ります。
折り返すと水の流れが逆流になり、進まなくなります。マイペースで泳ぎ続けますが、息継ぎの度に見える川岸の景色が変わらず、焦り始めます。往路で通過してきた第1ブイがなかなか近づいて来ませんが、慌てると却って体力消耗するので、とにかくマイペースを保ちます。やっと第1ブイの脇を通過し、その後もマイペースを維持して泳ぎ続けます。周りも自分と同じ位のペースの人が数人いるだけになりました。フィニッシュ地点のブイがゆっくりですが、徐々に大きくなって来ます。最後のブイを回り、浜へ向かってラストスパート! 何とか足が立つところまで泳ぎ切り、海中を走ろうとしますが、よろけてまともに走れません。やっと浜に上がってGarminを確認すると、何と1時間7分経過。いや~時間かかりました。フィニッシュゲートのところで水を飲み、メガネ台に戻ると、あれ自分のメガネがない! 最終ウェーブのほとんどビリの方なので、もう残っているメガネは少ないのですが、やっぱりない!! スタッフに聞くと、他人のメガネを間違えてかけていった人がいたらしく、他にも自分のメガネを見つけられなかった人がいたとのこと。仕方ないので諦めてトランジションへ向かいます。後日発表されたリザルトでは、スイムタイム1:10:12、609位/完泳631人/出走636人と、いつものことながら大きく出遅れました。

1時間以上も泳ぎ続けてヨタヨタの足取りで650m離れたトランジションまで走り、ウェットスーツを脱いでバイクジャージを着て、ソックスとバイクシューズを履き、バイクグローブ、度付きのアイウェア、ヘルメットを被り、ゼリーを補給してバイクスタート。
ここからtoyo3得意のバイクでごぼう抜き、といきたいところですが、スイムがあまりに遅すぎて、前にほとんど人がいません。長生ICから九十九里有料道路に入って北に向かいますが、強い向かい風。25km/hくらいしかスピードが出ず、我慢のペダリングが続きます。12kmほど走って一旦東金方面へ向かいます。向い風ではなくなりやっと30km/h台で巡航できるようになりますが、相変わらず前に人はほとんどいません。福俵PAで折り返し、九十九里有料道路へ戻ります。再び北方向へ向かい風の中を進み、片貝ICで折り返し。ここからは追い風で40km/h近くの高速巡行。前の人も徐々に増え、快調に前の選手を抜かして行きます。長生ICまで戻って折り返し。同じコースをもう1周します。2周目も前半は向かい風の中を25km/h位、後半は追い風の中を40km/h近くで巡航し、たくさんの選手を抜かしてバイクフィニッシュ。90kmに3:04:54かかり、Ave.30km/hには届きませんでしたが、バイク順位は244位/バイク完走621人/バイク出走630人で、バイクで184人抜かしてスイムフィニッシュ時の609位から425位に浮上!(ウェイブスタートなのでコース上で実際に抜かした人数とは異なります)

ランは、まずは一宮川河口から九十九里有料道路を北上し、長生ICで折り返して往復5kmほどを走ります。ここまではたくさんの人を抜かしながら、キロ5:30のまずまずのペース。そのまま海沿いの道を南下しますが、暑さを感じるようになり、徐々にペースダウン。8km過ぎからはキロ6分をオーバーするようになり、周りの人と同じくらいのペースまで落ちましたが、14キロ地点で頭から水をかけてもらって生き返りました。再びキロ5分台に戻し、さらに16km地点で秘密兵器のサプリ、トップスピードを補給しさらにペースアップ。前の選手を1人ずつ抜かしていきます。最後は海岸沿いに出てからなかなかフィニッシュゲートが見えて来なくてバテバテでしたが、気力で走ってフィニッシュ! 結局ラン21.1km(Garmin計測では20km位)を1:53:52で走り、ラン順位146位/完走602人/ラン出走612人。ランでは143人抜かして、バイクとラン合計で参加者の半分以上となる327人を抜かしてフィニッシュしました。

トータルタイムは6:24:06で、男子総合282位/完走602人/出走636人、年代別55-59歳13位/完走40人/出走44人、スイムがあまりに遅いので自慢にはなりませんが、そうは言っても今回もバイクとランのごぼう抜きをたっぷり楽しませてもらいました。これだからトライアスロンはやめられない!!

 



最後は追い込み過ぎてフィニッシュ後しばらく動けませんでしたが、少し休んだ後、はまぐりBBQや、各市町村自慢のフードをおいしく頂きました。

 

オリンピックディスタンスに参加しているNさんとAさんに連絡を取ろうと試みましたが、結局会えず。スイム会場で間違えられたメガネも届いていないか総合受付に何度か行って確認しましたが、結局この日は見つからず。後日、見つかれば忘れ物と一緒にホームページにアップされるとのことなので、この後トランジットに移動し、バイクをピックアップして帰って来ました。

参加証のTシャツ

 

完走メダル


完走証


メガネは後日見つかり、無事に戻ってきました。

 

(10/23 Reliveリンク追加)

 移動速度が実際の速度に比例せず一定なので、スイムがあっという間に終わってバイクが長い。GPSの時間情報は使っていないのかな。