素材には様々な要求が参ります。
特に意匠素材については更に高い付加価値や機能を求められてきます。常に新しい技術を複合化させて”新しい価値の創造”をしていかなくては意匠素材メーカーとしての存在価値がなくなってしまします。
当社の経営理念は「存在価値ある会社」です。
当社の会長が創業者とともに思い描いてきた理念を言葉にしました。
さて、その様々な要求に答えるため試作開発・研究開発を行なっています。
社内でのラインテストやプレ量産化試作、初期試作などのプロセスは社内のことなので努力を重ねれば結果は出ます。
しかし、その性能評価となると大変です。
定量的に分析できるものは福岡県工業技術センター様で指導してもらいながら試験していますが、薄くて評価しづらいもの、判定しにくいものなどは実際にテストしなくてはなりません。
大半は屋外暴露、耐変色促進、密着性評価など行いますが、「使ってたらどうなるの?」「剥がれたらどんな感じになる?」「補修できるの?」等の問には実際耐久性テテストと修復をしてみないと答えが出ないものです。
今回はある課題をクリアーするための耐久性試験です。
耐久性試験は持ち歩くことになりますので・・・・・・
かっこ悪いと協力してくれる人が・・・いません。
ですから、耐久性試験品も意匠性と評価特性を考えて創りました。
黄金チタンのブックマークです。
これを使うことで
生活環境内での実際の劣化具合を見ることができます。
先端のアンクはエジプトのお守りです。
黄金チタンに掛けています。
良い結果が出ると良いのですが。。。
暫くは放置。。。
いろいろな方に協力を願うので
何処かで見ることがあるかもしれません。
その時は耐久性評価中なんだと思ってください。
よろしくおねがいいたします。
意匠金属板製造
東洋ステンレス研磨工業株式会社
意匠金属板 ”mako"専用サイト