アマチュア精神。
Macでいう所のiLife。
iPhoto,iMovie,GarageBandに対して
aperture,Final Cut Pro,Logic がいわゆるハイエンドなソフトであろうと理解している。
iLifeのラインナップは優れていて、簡単な操作である程度のものができてしまう。
Airを買ってiLife'11に触れ、その新機能を使いたくiMacの方も9→11にバージョンアップした。
手軽に、遊び感覚で、というならiLifeは必要充分なソフトだと思う。
音楽に関して、5年ほど前からDTMとかDAWと言われるようなことを試行錯誤しながらやっていた。
Windowsの時はCubaseといった、フリーソフトやバンドルソフトよりはちょっと踏み込んだソフトを使ったりしていた。
映像や音楽をやるならMacがいいよ、ということでMacを使い始め、Logicを使ってみた。
GrageBandの親しみやすいユーザーインターフェースとは違い、取っ付きにくい印象を受ける。
しかしその分、やれることは格段に進歩しており、使いこなせれば質の高い作品を作ることも可能であろう。
映像もしかり。
iMovie→Final Cut Express→Final Cut Proと使ってみたが、より操作が複雑になるにつれ、出来上がるもののクオリティは高まる。
iLife系がマニュアル無しにやり進められるのに対し、LogicやFCP等は基本的な操作を除いて、素人には使いこなせる代物ではない。
そこで教科書というか、参考書というか、「使いこなすには」というような本が出ている。
それらを読むと、そのソフトの可能性、奥の深さ、
「こんなこともできるんだ」というような驚きに溢れている。
使いこなすにはそういった本からの事前知識を入れ、実際に使ってみるというプロセスを踏まないと、我々素人にはなかなか難しいものだと感じる。
音楽や写真、映像といった、自分の手で何か作品を作り上げる、というようなプロに憧れる部分が自分にはあったんだな、と最近思う。
その分野のことを専門的に学ぶとか、その分野の仕事をしようとかいうことには結局今の所至ってはいないが、
プロの現場でも使われている、というような機材やソフトを手に入れることはできる。
それらをプロと同様に扱うことは、知識、技術、経験のどれをとっても足りないが、センスやアイディアというものは素人とかプロとか関係なく持っているものだと思う。
そのセンスやアイディアというものを、プロに近い機材を用いて表現してみる。
少しだけプロという世界のものをのぞいてみたい。
まぁプロという定義がそれぞれ曖昧だろうけど、
「その技術や作品に対してお金をもらい職業とする」
というのをプロだとするならば、技術的にはつたない作品であっても、それが評価され、お金をもらうことができるとすれば、その時点でプロだと言える。
「お金をもらう」ということをのぞけば、プロとそうでないものの線引きは曖昧なものになる。
結局の所、その取り組んでいることを、お金の目的ではなく、ただ自分の欲求を満たすことだけにやる、それが趣味、アマチュアと言うことなのだろう。
そのアマチュア精神とは非常に強いものだ。
それに対する報酬など望んでいるのではなく、純粋に自分が興味を持っているから、それを原動力としている以上、自分のできる範囲でとことんまで誰の評価も気にすることなく突き詰めることができる。
その分、やめることも簡単で、仕事にしていないのだからやめても経済的に支障を来すことなく、むしろ趣味に費やす出費が減る分、経済的にはいいのかもしれない。
まぁその辺も含めて、自分のできる範囲で、強制されることなく、自分の欲求が満たされ、それがまた現実世界への活力となるならば、趣味というものは素晴らしいものだと思う。
それに評価や称賛が伴うなら、これ以上いいことはない。
アマチュア精神のもと、これからも趣味に邁進していこう。
余談だが、前に大学の友人の結婚式に参加した。
その結婚式で軽音部の友人がギターを演奏するということで、そのお手伝いもかねての出席だった。
演奏後、トイレに行くと他の出席者がギターを演奏した友人のことを
「彼はセミプロらしいですね」
と噂していた。
ちょっと笑ってしまった。
確かに彼の演奏は優れていて、自分で録音した楽曲をCDにして制作費の足しになるくらいの金額で友人に配ったり、知り合いのバーでアルバイト代をもらって演奏したりと、報酬を伴う活動もしていないことはない。
しかし現実は医者を目指す学生である。
アマチュア、セミプロ、プロと、もはやそういうカテゴライズとはいったいなんなんだろうと、そう感じたエピソードでした。
iPhoto,iMovie,GarageBandに対して
aperture,Final Cut Pro,Logic がいわゆるハイエンドなソフトであろうと理解している。
iLifeのラインナップは優れていて、簡単な操作である程度のものができてしまう。
Airを買ってiLife'11に触れ、その新機能を使いたくiMacの方も9→11にバージョンアップした。
手軽に、遊び感覚で、というならiLifeは必要充分なソフトだと思う。
音楽に関して、5年ほど前からDTMとかDAWと言われるようなことを試行錯誤しながらやっていた。
Windowsの時はCubaseといった、フリーソフトやバンドルソフトよりはちょっと踏み込んだソフトを使ったりしていた。
映像や音楽をやるならMacがいいよ、ということでMacを使い始め、Logicを使ってみた。
GrageBandの親しみやすいユーザーインターフェースとは違い、取っ付きにくい印象を受ける。
しかしその分、やれることは格段に進歩しており、使いこなせれば質の高い作品を作ることも可能であろう。
映像もしかり。
iMovie→Final Cut Express→Final Cut Proと使ってみたが、より操作が複雑になるにつれ、出来上がるもののクオリティは高まる。
iLife系がマニュアル無しにやり進められるのに対し、LogicやFCP等は基本的な操作を除いて、素人には使いこなせる代物ではない。
そこで教科書というか、参考書というか、「使いこなすには」というような本が出ている。
それらを読むと、そのソフトの可能性、奥の深さ、
「こんなこともできるんだ」というような驚きに溢れている。
使いこなすにはそういった本からの事前知識を入れ、実際に使ってみるというプロセスを踏まないと、我々素人にはなかなか難しいものだと感じる。
音楽や写真、映像といった、自分の手で何か作品を作り上げる、というようなプロに憧れる部分が自分にはあったんだな、と最近思う。
その分野のことを専門的に学ぶとか、その分野の仕事をしようとかいうことには結局今の所至ってはいないが、
プロの現場でも使われている、というような機材やソフトを手に入れることはできる。
それらをプロと同様に扱うことは、知識、技術、経験のどれをとっても足りないが、センスやアイディアというものは素人とかプロとか関係なく持っているものだと思う。
そのセンスやアイディアというものを、プロに近い機材を用いて表現してみる。
少しだけプロという世界のものをのぞいてみたい。
まぁプロという定義がそれぞれ曖昧だろうけど、
「その技術や作品に対してお金をもらい職業とする」
というのをプロだとするならば、技術的にはつたない作品であっても、それが評価され、お金をもらうことができるとすれば、その時点でプロだと言える。
「お金をもらう」ということをのぞけば、プロとそうでないものの線引きは曖昧なものになる。
結局の所、その取り組んでいることを、お金の目的ではなく、ただ自分の欲求を満たすことだけにやる、それが趣味、アマチュアと言うことなのだろう。
そのアマチュア精神とは非常に強いものだ。
それに対する報酬など望んでいるのではなく、純粋に自分が興味を持っているから、それを原動力としている以上、自分のできる範囲でとことんまで誰の評価も気にすることなく突き詰めることができる。
その分、やめることも簡単で、仕事にしていないのだからやめても経済的に支障を来すことなく、むしろ趣味に費やす出費が減る分、経済的にはいいのかもしれない。
まぁその辺も含めて、自分のできる範囲で、強制されることなく、自分の欲求が満たされ、それがまた現実世界への活力となるならば、趣味というものは素晴らしいものだと思う。
それに評価や称賛が伴うなら、これ以上いいことはない。
アマチュア精神のもと、これからも趣味に邁進していこう。
余談だが、前に大学の友人の結婚式に参加した。
その結婚式で軽音部の友人がギターを演奏するということで、そのお手伝いもかねての出席だった。
演奏後、トイレに行くと他の出席者がギターを演奏した友人のことを
「彼はセミプロらしいですね」
と噂していた。
ちょっと笑ってしまった。
確かに彼の演奏は優れていて、自分で録音した楽曲をCDにして制作費の足しになるくらいの金額で友人に配ったり、知り合いのバーでアルバイト代をもらって演奏したりと、報酬を伴う活動もしていないことはない。
しかし現実は医者を目指す学生である。
アマチュア、セミプロ、プロと、もはやそういうカテゴライズとはいったいなんなんだろうと、そう感じたエピソードでした。