ohio trip(後半) | もものブログ

もものブログ

2ヶ月間の海外研修。イリノイ大学モーテンソンセンターのアソシエーツプログラムなるものに参加します。現地からご報告します。

ohioに2泊し、10/15(水)、アーバナに戻ってきました。
行きと同じ、5時間以上の行程ですが、途中、インディアナポリスに立ち寄り、インディアナ大学の医学図書館を訪問しました。アメリカには医学図書館の全国組織としてNNML(National Network of Libraries of Medicine http://nnlm.gov/ )がありますが、8つにわかれる地域組織のうち、イリノイもインディアナも同じGreater Midwest Regionに属しています。

モーテンソンセンターのあるイリノイ大学のアーバナキャンパスと違って、こちらは都心に近い立地です。にもかかわらずキャンパスは広々として、うらやましい限り。私たちが訪れたキャンパス内にも病院が5つあるそうで、そうでなくてもやたらに広い芝生の庭があったりします。イリノイ大学(アーバナ校)はクラッシックな印象ですがインデイアナ大学(インディアナポリス校?)はそれとは正反対の近代的な印象のキャンパスでした。


indiana
構内の建物はモノレールのような(上写真)乗り物で結ばれていますが(ほかに巡回バスがあるみたい)、
このモノレールにはチューブのような連絡管が並んで走っていて、サンプルなどを運ぶことができるそうです。
インディアナ大学はインディアナ州全体にキャンパスが点在しているそうですが、medical schoolも州内に9つのサイトがあるそうです。
簡単に図書館の概要の説明をうけた後、館内を案内していただきました。こちらでも資料の電子化に取り組んでおられるみたいで、ちょうど電子化作業中のインディアナの公衆衛生(だったと思う)の古い公的な刊行物などをみせてもらいました。基本的に平日午後5時以降はIDカードを利用して入館、午後9時以降はmedical schoolの人間のみ利用できるそうです。NNMLの理念は医療専門職および一般の人のhealth informationへのアクセスを助けること、だそうですが、public userはこの図書館からILLサービスも利用できるようです。(料金は自己負担)

indiana2
(図書館内部)


ところで、以前ご紹介したamishについて補足。

イリノイのamishに関してはHPでhttp://www.illinoisamishcountry.com/ 情報をみることができます。アーミッシュはざっくり言うと、キリスト教の一派で近代以前(?)の生活様式で暮らしている人たちです。馬車を使い、服装も単色の一目でアーミッシュとわかるものを着ています。基本的に電気は使いません。私たちが訪れたアーミッシュの家でも冷蔵庫やコーヒーメーカーがありましたが電気ではなくガスで動かしているそうです(でもなぜガスだとOKなのかよくわからない)。電話の使用も制限があるようですが、こういった生活上の制限はコミュニティによって少しづつ異なり、比較的ゆるいところと厳格なところとがあるようです。

アーミッシュの家庭では子供に科学は教えないそうです。一定の年齢になると自分でアーミッシュとして生きていくか、離れるかを選択するそうで、意地の悪い見かたなのかもしれませんが、私たち観光客を受け入れているアーミッシュの人たちをみると、職業としてのアーミッシュというのも、どこかにあるのかなあ、とか思わなくもありません。

でもアーミッシュのクッキーとかケーキとか、おいしいのでファーマーズマーケットではよく買ってます。何気にヤマギシを思い出したりして。