6月11日(金)夜に起きた「カラオケパブの女性オーナー殺人事件」の宮本浩志容疑者が、7月9日午後

に大阪地検から大阪地裁に起訴されました。


◾️ 事件の経緯

6月11日21〜22時、JR大阪環状線天満駅近くにあるカラオケパブ「ごまちゃん」の女性オーナー稲田真優子さんが殺害された。

6月14日、ごまちゃんで、稲田さんの遺体が発見されました。

6月18日、大阪府警が殺人容疑で宮本浩志を逮捕しました。

6月19日、大阪府警から宮本浩志容疑者の身柄が

大阪地検に移送されました。(送検)

7月9日午後、大阪地検が宮本浩志を殺人罪で大阪地裁に起訴しました。この事件の一審は大阪地裁で裁判員制度が適用されます。


◾️ 被害者

稲田真優子さん。1996年12月1日生まれ、2021年6月11日死亡。高校卒業後、2016年5月1日から2020年7月6日までカラオケバー「ラブリッシュ」で働いた。2021年

1月18日、カラオケパブ「ごまちゃん」を開業。


◾️ 加害者(逮捕時は容疑者、起訴後は被告)

宮本浩志被告。1965年6月2日生まれ。西宮市の小学校、中学校、公立高校を経て、1984年4月に徳島大学工学部電気工学科に入学。1988年3月に徳島大学を卒業し、同年4月に住友電工に入社。バブル期入社になります。バブル期の大量採用で、バブル経済崩壊後の出世競争に敗れて、子会社の住友電工情報システムへ出向します。激昂しやすい性格と人間関係を上手く作れないため、出向先でも課長ではなく、待遇が課長級の窓際族だったようです。自宅は西宮市内の分譲マンションで

妻と二人の娘と住んでいました。


◾️ 殺人事件

宮本浩志は2017年の夏?ごろから、カラオケバー「ラブリッシュ」に通うようになりました。同店でホステスとして働いていた稲田真優子さんをえらく気に入りました。稲田さんの出勤日だけ店に来て、開店から終電間際まで居座っていたようです。稲田さんが他の客についていると、激昂してトラブルを起こし、店長から「出入り禁止」と言われても通い続けました。

稲田さんが「ごまちゃん」を開業してからは、定休日(月曜と木曜)を除いて、毎日、通い詰めました。稲田さんはオーナーママなので、他の客の接客もありますが、独占欲が強い宮本被告は激昂することもあったようです。また、一日に数十回もメールや電話をしたり、稲田さんの自宅を突き止めようと待ち伏せするなどのストーカー行為をしてました。

稲田さんは、親しい友人に宮本被告のストーカー行為を相談してました。しかし、客であることから警察には相談してませんでした。

稲田さんは宮本被告に「あなたは苦手」=「あなたは嫌い」と伝えたようです。


そして、殺人事件が起きました。


殺害現場のカラオケパブは施錠されていました。

警察や地検は犯行の発覚を遅らせる為に施錠し、宮本被告が鍵を持ち去ったとみています。

凶器に刃物は見つかってません。

また、店内の防犯カメラが取り外され、記録媒体のSDカードが抜き取られていました。


①宮本被告が店を出たのが21時なのに店のあるビルの防犯カメラでは宮本被告がビルを出たのは22時であること、②宮本被告の犯行当時の服や靴の血痕のDNAが被害者のものと一致することから、検察側は公判を維持できると判断し、殺人罪で起訴したと思われます。


大阪地検は、宮本被告の罪状認否を明らかにしてません。全面自供と言ってないので、たぶん、被告は否認していると思います。


被害者である稲田真優子さんのご冥福をお祈りするとともに、宮本浩志被告には本当のことを話して欲しいと思います。