重要 大分県教員採用汚職/そんな馬鹿なことが・・。結局、尻尾きり??? 粛然としない幕引?? | 堺 だいすき ブログ(blog)

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なんか釈然としない・・。半端なもやもやした気持ちが残る幕引き???

結局・・・・。 なんかやるせないぜー

以下西日本新聞より引用

大分県警 富松審議監 逮捕見送り 県教委汚職 商品券授受 わいろ 認定困難

2008年7月27日 09:59



 富松審議監は今年3月、当時、同県佐伯市の離島の小中学校校長だった元県教委義務教育課参事矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で起訴=の県教委への異動内示後、大分市内の富松審議監の自宅で、異動に便宜を図った謝礼として、矢野被告から商品券20万円分を受け取った疑いが持たれていた。


 複数の関係者によると、富松審議監は昨年11月、佐伯市の料亭で、矢野被告に「県教委に来ないか」と誘い、矢野被告も「お願いします」と依頼。富松審議監は同年12月と今年3月、佐伯市教委に矢野被告の異動を打診したとされる。

 県警は今月17日、一連の事件の関係先として富松審議監の自宅を家宅捜索、19日から任意で事情聴取している。しかし、調べに対し、2人とも商品券の授受は認めた上で、矢野被告は「これからもよろしく」という意味と説明。富松審議監も「見返り」の趣旨を認めていないという。

 県警は大分地検と協議した結果、提供された商品券をわいろと認定するのは難しいと判断したとみられる。

=2008/07/27付 西日本新聞朝刊=


大分教員採用汚職 富松審議監告発へ オンブズマン 不正任用の疑い

2008年7月28日 13:57

 大分県教委の汚職事件で、特定非営利活動法人(NPO法人)「おおいた市民オンブズマン」(永井敬三理事長)は28日、2007、08両年度の小学校教員採用試験で特定受験者の合格を元県教委参事江藤勝由被告(52)=収賄の罪で起訴=に指示したとして、地方公務員法違反(不正任用)の疑いで県教委の富松哲博教育審議監(60)を8月上旬にも大分地検に告発する方針を明らかにした。

 オンブズマンによると、県教委の事件への組織的関与の全容解明が目的


告発対象者は富松審議監のほか、江藤被告やOBを含む県教委関係者なども想定し、弁護士と協議して決める。容疑については、江藤被告が試験の得点を操作したとされることから、刑法の虚偽公文書作成罪なども検討している。


 地方公務員法15条は、職員の任用基準を「受験成績、勤務成績、その他の能力の実証に基づいて行わなければならない」と規定、違反すれば3年以下の懲役または10万円以下の罰金となる。

 江藤被告は採用試験で、富松審議監ら上司から07年度約40人、08年度約20人の合格指示を受けたとして、特定の受験者の得点を水増ししたり、他の受験者を減点したりしたとされる。ただ、関係者によると、富松審議監は県警の任意の事情聴取に対し、指示したことは認めていないという


 永井理事長は「地方公務員法違反ならば、金銭の授受がなくても立件できる。組織的関与の全容は依然解明されておらず、このまま終わらせることはできない」と話している。

=2008/07/28付 西日本新聞夕刊=




 大分県教委の汚職事件を捜査している大分県警は26日までに県教委ナンバー2の富松哲博教育審議監(60)が部下の「抜てき人事」に絡んで商品券を受け取ったとされる問題について、賄容疑での逮捕を見送る方針を固めた。書類送検の可否も大分地検と協議しながら慎重に検討している。一連の事件の捜査は、小学校の校長ら3人と元県教委参事との贈収賄事件の立件を経て、終結へ向かう見通しとなった。


以上引用

いや・・。なんとなく割り切れない・・・。

結局、暴力団が、下っ端の組員に・・「おい!! お前やって来い!! 」といって、悪事を指示しても・・。

「あれは、そういう意味じゃなかったんだと・・・あいつが勝手にしたんだと・・・。」

「だから、あいつが悪いんだと・・・・。」

「オレは、関係ねぇ~!!」
そんな光景と同じものを感じてしまう・・。

議員が口利きしても・・・「いや、あれは、・・・・」と否定して、口利きで合格してりゃ儲けもの・・・

結局、なんやかんや言っても・・・また、同じことになるんだろうね・・・。

正義の番人・・。返上しても良いのではないのだろうか???

結局、「悪い奴ほどのさばる」ということを身をもって証明したようなもんではないのかな???

そして、不起訴ということで、裁判も開かれず、組織の問題、実態が解明されないことになってしまうことに・・・。

結局、お祭騒ぎで、不信だけ、植え付けてしまったんでは・・。更に、悪い奴ほどのさばるということを示しただけ???


そんな気がするのだが・・・・どうなんだろうか・・・・

とりあえず、あらゆる法律を駆使して、裁判に持ち込み、事実関係を明らかにすることが求められてくるのではないだろうか・・。

下手をすれば、現場の士気にも関わって、下手をすれば、矛先は、県警へと向かってしまうことに・・。

なんとなく、もやもやした焦燥感だけが残ってしまうということに・・。

確かな落し所は難しいのだが・・。何らかの形で社会正義を示さないと・・・。

さもないと、個人の利益のために大分の子供が被害を受け、教育不信、学校不信を植え付けた罪は、戦後史上まれに見る大罪だと思うのだが・・。

全国各地で問題が発覚し、社会不安も生み出した事件・・。その罪は大きいのではないだろうか・・

そして、それに対して、何もお咎めなしというのは、更に裁判にさえ持ち込めず、不起訴・・。
実態もわからないまま、うやむやに・・・。


おそらく多くの人が市民感情として、納得できないのではないだろうか・・・。


そんな幕引きは、見たくないと・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・ため息出ちゃう・・・。

やっぱり、日本は変らないのかな???

結局、大分は大分で終わってしまうのか???

どうなんだろう???