お正月イベント『呈茶とお琴』を開催しました。 | 十和田市現代美術館・Arts Towada Reports

十和田市現代美術館・Arts Towada Reports

青森県の十和田市現代美術館の活動をレポートします。
2012年4月以降の記事は、九州から引っ越してきた新任スタッフが書き込むことになりました。(藤)

みなさん、改めてあけましておめでとうございます。
2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月3日(木)、十和田市現代美術館では、お正月イベント『呈茶とお琴』を開催しました。
ご来場してくださったお客様たちへ、お琴と尺八の演奏と、お茶とお茶菓子を振る舞いました。



 会場は、休憩スペース(カフェ)。
床自体がマイケル・リンの作品となっており、お琴と尺八の演奏と相まって、会場はいつも以上の華やかな空気に包まれていました。

 
<お茶を点てるスペースもお正月らしい飾り付けがされました。>

 

<着物姿の演奏者、鈴井社中のみなさん。>

お琴と尺八の演奏が始まると、みなさん一気に優雅な音楽へ惹きつけられます。

雪の降る中、ご友人同士で訪れていたお客様は、温かく口当たりが滑らかで優しいお茶を、笑顔を見せあいながら飲まれていました。

 <みんな笑顔になります>

ちいさなお子さん連れのご家族みんなでお越し頂いたお客様もいらっしゃいました。
ちいさなお子さんは、お茶菓子えくぼまんじゅうを食べて「甘くて美味しい」と喜んでいました。
それを見て、お父さんとお母さんも顔を綻ばせていました。

<お茶を振る舞ってくださった十和田市茶道協会のみなさん>

最前列の席で、優雅なお琴の演奏に見とれていた女の子もいました。
「さくらさくら」などの知っている演目になると、より一層楽しそうに耳を傾けていました。

 
 
11時から開催したイベントでしたが、13時前には200人分用意したお茶菓子がなくなり、それに合わせて演奏も終了となりました。

当初予定していた席数が足りなくなり、途中席を増やす場面もありました。
十和田市内からはもちろん、県外からも多くのお客様が訪れてくださりました。
本当にありがとうございました。

情緒あふれ優雅な演奏をしてくださった鈴井社中のみなさん、
お茶を振る舞ってくださった十和田市茶道協会のみなさん、
本当にありがとうございました。

※2013年01月04日、東奥日報の朝刊に掲載されました。