tartarian aster - 追憶 - | 永笑のポチポチ

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小説とかイラストとか写真とか、とりあえずなんか書いてます(^^♪

どうも、とわ。です。


いやぁ3連休っていいですよねぇ≧(´▽`)≦

気が楽で




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「この世界での“死”は、存在そのものが消滅してしまうこと。認識はほとんど変わらないよ」
「そう、なんですか」


死んでもなお、生に縛り付けられているのか、彼らは。

それがどれほど苦痛なものなのか、桜子にはまだわからない。


だが紫音の抱えている溶けそうもない闇が、少しだけ見えたような気がした。



「それでおれは、必死で逃げてきたんだ。一部の身内はおれのことを許してくれた。だから前はその人たちと一緒に暮らしてたんだけど...家にまでおれやおれをかばった家族を恨んで人が押し入ってくることが頻繁にあってさ。迷惑かけられないと思ってここでずっと一人で暮らしてた」


“死神”という役を待ってからは、道化師のようにへらへら笑いながらその役を無心でこなしてきたという。




桜子が、来るまでは。




「長く時間はかかるけど、いつも通りライン引いて軽くかかわっていけばいいと思ってた。まさかこんなに心開いちゃうとは、思ってもみなかったなぁ」




桜子が首を絞められたとき、なぜか体が勝手に動いた。



『助けたい』という思いを後から引き連れて。




「おれ、自分を犠牲にできるほどやさしくなかったからさ、あの時は自分が一番びっくりしたなぁ」


言いながら嬉しそうな表情を浮かべている紫音に、つられるように桜子も頬を緩めた。




「よかったです。紫音の、支えになれて」

「うん。うん。おれも桜子を護れてよかった。もう、道化はやめるよ」



お互いに頷き合い、心からの笑みをかわす。





「...で、さ。提案があるんだけど」


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ここまでです。


なんか、中途半端に短いようなぁ...



あしたは残り三分の一程度な宿題を終わらせてゆっくーりするため更新はなしです(@ ̄ρ ̄@)zzzz


一応予定は来週にしておくけれど、時間があるときは平日でも更新するので、まめにチェックしに来てくださーいφ(.. )



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