フィッシュグリップ修理、スナップ追加工 | ルアーで何か釣りたいブログ/ 岩手 秋田 宮城 東北

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全然気にしてなかったのですが、いつの間にかフィッシュグリップが勝手に開いたりするようになっていた。





Amazonで手に入れた激安フィッシュグリップなので仕方がないけど、





仕方がないけど、、





分解してみると、、側は錆びない(錆びづらい素材)素材でできてるけど、





内部のスプリングが錆で終わっている。。




バネ外そうとしてみると






めちゃくちゃボロボロ落ちてきたー!(笑)





仕方がないけど、仕方がないにも程がある。





という事で、原因はバネの材質がピアノ線だという事で(ステンレスでも錆びるのですが、ステンレスだとこういう錆び方はしない)海釣りには適さないバネであります。





サビサビのバネの線径を測ると、、サビで測れてんのか、測れてないのか微妙だけど、多分0.7mm。





釣り具のスナップとかいろいろ使われている、SUS304
-WPBの線径0.7mmという材を用意して、とりあえず25巻でスプリングを試作する。




簡単に言うと、芯金に材を巻きつけて密着巻きにしたのものを、手でピッチを広げて熱処理を加えて、圧縮バネを作るのである。





試作では硬すぎたので、30巻で前より少し強めだけど良い感じで仕上がった。(取り付け状態で少し圧縮されているので見た目は歪んでいる)





フィッシュグリップ完成。





あと、いつもは耐力スナップ使っているのですが、前にこれまた激安釣り具で購入したスナップ。




パッと見は良いのですが、形状的にハメづらい。




線径がこれまた0.7mmという事もあるけど、ペンチでグオーて内側に曲げて外すことになるので、結果的に線自体が曲がってしまう。。というクソスナップ。




材も黒っぽい銀色で何の材か不明だったのですが、熱入れて確かめるとまさかのステンレスのバネ材。




ただ、熱処理をしてないと思う。

多分。

なので余計に変形してしまうのだ。




仕上がりの形の参考は耐力スナップと、ダイワのスナップ。

先端の曲げ角度をペンチできつくして、先端をカットする。

その後スナップを開いて、中間で曲げて丁度良い位置にもってくる。そして熱処理を加える。





最高だ。(笑)





U字側のRもデカすぎてガバガバだったので、万力で潰す加工を施す。




完璧だ(笑)




実釣ではまだ使っていないので、キャスト時に外れたりする危険もあるのでとりあえず安いジグを投げてテストしてきます。