週刊新潮も三浦九段の疑惑記事を載せてたけど。
こっちのほうは大したことないな。
三浦九段の師匠西村九段が援護していること、郷田王将も不正を疑っていたこと。
あとは、２ちゃんで見たようなことを丸写ししてる印象。
文春と新潮では格が違うと感じた。
いや、そんなことはどうでもええ。
問題は三浦九段が不正をしたか、してないのか、ということ。
状況的には黒だがプッシュ。→
冷静に考えてみると、三浦九段の不正を証明する証拠って何一つ出てないんやね。
調査を依頼した複数棋士がいる、というのが最も強い根拠。
でも、棋士って言ってみれば、勝った負けたを繰り返す当事者であるわけで、三浦九段に負けた時、その不審な行動に難癖を付けたともとれる。
三浦九段って電王戦でもＡ級棋士として出場して負けたという損な役割を押し付けられることがある。
口下手で人が好さそうな感じが、却って疑惑を呼んでしまったんではないかな～。
じゃあ、各棋士の思惑をまとめてみよう。
渡辺竜王：告発者（とされてる）「疑惑がある棋士とは戦いたくない。それによってタイトルを剥奪されても構わない」と処分には強硬姿勢。
羽生三冠：「黒に近いグレー」、しかし、「証拠が出ない限り、疑わしきは罰せず」と中立。いや、寧ろ証拠もなく処分した連盟を批判してるのに近い。
橋本八段：「1億％クロだと思っている」と処分には強硬姿勢。
久保九段：竜王戦トーナメントで「やられた」と感じる。一部では久保も連盟に調査を依頼した棋士だと思われている。9月26日の棋士月例会で「電子機器持ち込み禁止」を提案。
郷田王将：週刊新潮では郷田が調査を依頼した張本人とされてる。竜王戦決勝トーナメントで「疑惑を持った」と処分には賛成。しかし、タイトルホルダーなのに七者協議には呼ばれず。
佐藤名人：特にコメントなし。ただ天彦は渡辺竜王とは仲が良いので竜王寄りと思われる。
佐藤棋士会長：特にコメントなし。中立。
谷川連盟会長：三浦九段の休場を決定。休場明けは棋士復帰可能を示唆していて、処分には消極的。
千田五段：「９９．９％クロ」と不正があったことに対して積極的発言。
この辺までが、棋界の重要人物であったり、三浦九段を黒だと思う人たちの反応。
では、他の棋士はどう思っているか？
丸山九段：「特に不正は感じなかった」、「（連盟の処分には）納得できない面もある」と処分には反対姿勢。
三枚堂四段：「お世話になってる先輩で、戸惑っている」と三浦援護。
西村九段：「信じられない」と三浦援護。
渡辺正和五段：「棋士の井戸端会議では三浦九段の出場停止に賛成する意見は全く聞きません」と、特定の棋士だけが三浦九段の不正を疑ってるという積極的援護。
野月七段：「（証拠がないのに）不正棋士だと疑われるのは可哀想すぎる」。
西尾六段：「ライブ中継された対局で勝ち続け、中継されない対局では負けたため、参加者から疑われた話」。
ことがことだけに当たり前かもしれんけど、女流棋士たちは一様に三浦援護。
こうして並べてみると、不正を疑ってるのは渡辺、久保、郷田、ハッシー、とごく一部の棋士だけなんやね。
不正をしてるという噂が流れていたというけど、実際は一部の棋士の間で話されてただけともとれる。
新聞社や週刊誌も疑っていたというけど、それも結局、噂の出処は同じだったと思う。
なんか証拠もないのに疑われてる三浦九段が可哀想になってきた。
一刻も早くスマホを調査して白黒つけるべきやと思う。
このままでは誰も納得しないし、下手すると三浦九段の棋士生命が絶たれる。
スマホを調べればすぐわかることやろ？
しかし、三浦九段が提出していたのは、スマホにインストールされてるアプリを撮影した画像だけらしい。
そんなんで疑いが晴れると思ってる三浦九段の天然なのか、作戦なのか、よくわからん態度が事態を大きくさせてる。
スマホを提出せい。
それですべて解決。
しかし、これ、三浦九段が白だという結果になったら、どうするんやろ？
すみませんでしたでは済まんと思うで。
どう転がっても将棋界はピンチ。
棋士が結託すれば一人の棋士の棋士人生を抹殺できるというところが怖いな。
真実はどうなんやろ？
今は経緯を見守るのみ。
ほなな。
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