日本最古のホテル～日光金谷ホテル～
1873年(明治６年)に創業した日光金谷ホテルは現存する日本最古のホテルです
明治、大正、昭和、そして平成と140年の歴史と伝統があり、重工な石造りの正面玄関から一歩足を踏み入れるとまるで明治時代にタイムスリップしたかのよう・・・
館内は歴史を感じるだけでなく、異質な空気を感じるほどです。
時代は明治維新直後、廃藩置県など急速に国際化や近代化が進み日本の歴史が最も大きく揺れ動いていた頃、日光を訪れていたアメリカ人のヘボン博士(江戸時代末期に来日し医師、教育者として日本の近代化に大きな影響を与えた人物で外国人専用の宿を始めるよう金谷善一郎に薦めた人でもある)が泊まる宿がなく困り、東照宮の楽師をしていた金谷善一郎が自宅に招き入れたのがきっかけで外国人専用の民宿をはじめたのが明治６年と伝えられています
昭和2年、飛行機で初めて大西洋(ニューヨーク～パリまで約6000キロを33時間で無着陸飛行)を横断したアメリカの英雄リンドバーグも世界的な名誉と国からの莫大な報奨金を手に入れ
た直後に、ここ金谷ホテルに泊まっています、その時の写真がロビーに展示されてますよ
教科書や昔話でしか聞いた事のない歴史的な英雄をここでリアルに感じられるのがこの金谷ホテルの最大の魅力なのかも
実際に宿泊して館内をゆっくりまわってみると他のホテルでは味わえない『時間旅行』を体感出来ますよ
歴史に興味がある人にはたまらない空間なのでぜひ一度泊まってみて下さいね
夕暮れ時の正面玄関より♪
最後に出来た別館、昭和天皇が泊まられた建物です
そうそう、おとつい現在の天皇陛下も私的な旅行でここ金谷ホテルに泊まったばかりなんですよ
金谷ホテルはこの『神橋』のすぐ上にあるんです！
日光の聖地・東照宮の玄関口の高台にあるんですよ
ついでに東照宮です、さすが国際的な観光地を代表する世界遺産！
徳川幕府の威光を現在に伝える日本が誇る貴重な遺産だと思います
これがなかったら金谷ホテルもなく、日光や鬼怒川も現在のように発展してなかったでしょうね
その前に徳川家康がいなかったら江戸も東京も生まれなかった事でしょう、なので金谷ホテルに泊まったら東照宮へのお参りは必須ですね
頑張って東照宮にある奥の階段を上がり奥の院まで行けば、神聖な家康のお墓を拝む事も出来ますよ
そして日光いろは坂をあがれば華厳の滝も見れちゃいます(落差97メートルで日本の三名瀑のひとつ、雪解けの時期で現在、最も迫力あり)
そして中禅寺湖に男体山も拝む事が出来ちゃいました
紅葉もいいですが現在の新緑の時期もとてもいいですよ
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