学生ってオモシロイ | 日本語教師の独り言

日本語教師の独り言

日々感じたこと、思ったこと、楽しかったことなどを綴っています。
クラシックのコンサートに、ときどき行くので、そのことも備忘録的に書きたいと思っています。

皆さま、こんばんは。

なんかすっきりしないお天気ですねくもりくもりくもり

そんな日は、

 

 

 

 

ですよね(笑)

さて、

 

 

 TODAY'S
 
学生ってオモシロイ

 

 

という話題です。

 

「この人、日本語教師だったっけ?」って言われないように、たまには授業での出来事を記しておこうと思いますてへぺろ

 

今日、授業をしていると学生が窓の外を見て、何やら話し始めたので、

 

どうしたの?

 

と尋ねました。

すると、学生が指をさして、

 

あれは何ですか?

 

と聞くので、外を見てみると、

 

 

 

 

 

 

カラスヒヨコ

 

 

 

がいたのです。

 

 

学生って、いろんなことが気になるようで、実にオモシロイです。しかも、

 

 

それっ?!

 

 

と思うような物事が多く、こちらの意識とはまったく違います。なので、「そういうところが気になるんだ!」と発見の日々です。

 

 

で、まあひと通り、カラスについて話をしていたのですが、

 

 わたし:

  ねえねえ、皆さんの国のカラスと、日本のカラスって同じ?

  それとも違う?

 学生A:

  同じ

 学生B:

  ん~、ちょっと違う

 

と、それぞれ口にしていたので、少し踏み込んで、

 

 わたし:

  大きさは同じ?

  大きい? 小さい?

 

と聞いてみました。すると、ある学生から、

 

 学生X:

  Mサイズ

 

という答えが返ってきたのです。

初め、よく聞き取れなかったこともあり、「?」と思っていたのですが、やりとりをしているうちに「ああ!」とわかり、

 

 

Mサイズ

 

 

という形容の仕方に、思わずプップップッと吹き出してしまいました笑い泣き

 

自分の持っていることばを最大限に使い、聞き手に伝えようとする姿勢は、実にすばらしく、また微笑ましいものです。

こういったことばのチョイスができるって、

 

 

オモシロイ

 

 

ですね~

 

 

 

座布団1枚

 

 

 

ですね!

 

だから、日本語教師ってやめられないんですよね、、、

 

「ことば」は伝えるためにあるもので、いかに伝えるかということは、とても難しい問題です。

いろいろな失敗を重ね、それでもうまく伝えるということは簡単にはできません。

でも何も言わなければ伝わらないので、わたしたちは伝え続けていくしかないのです。

 

 

 

「ことば」って何だろう???

 

 

というのがわたしの永遠のテーマです。

学生たちと接しながら、このことについてこれからも考え続けようと思います。

 

とまじめな話をしたところで、失礼いたします。

皆さま、明日もよい一日を口笛口笛口笛