このブログで以前の記事にも書きましたが、自分の身体を痛めつけて行く事がヨーガの本質ではありません。

 

以前は、ヨーガの度に、限界以上に身体をねじ曲げて筋や関節を痛め続けていました。

無理矢理にでも痛みを感じるようにしていたのです。

この状態は「痛みが快感」となった状態なのです。

 

これはどういうことなのか?

思考を止めるために身体に集中する。その時に強い痛みを感じることによって思考を止めていこう、ということ。

そして、その痛みを和らげようと脳内物質が出て、痛みが快感に感じ始める。

そうしているうちに自分から積極的に痛みを求めるようになる、という構造。

 

これは、痛みに依存した状態。正確に言うと、痛みから出る脳内物質に依存した状態です。

お酒やドラッグよりいいという話もあるけれど、

身体を破壊して人生を破壊していくことに変わりはないと私は思っています。

 

私は良い先生になるために、よりポーズを完璧にしていくことにこだわり

結局、自分の身体を痛めてしまいました。

当時は終わりのない何かに常に追われているような感覚でした。

 

腰と膝を痛めて、改めて感じました。

私自身が身体を痛めてしまった、そんなヨーガを教えてはいけない。

それはヨーガの八支則とはかけ離れている。

 

ヨーガ(アーサナ)は、その後の瞑想(サマーディ)に向かうためのものであり、

腰や膝が痛くて坐れなくなってしまうのであれば、全く本末転倒になってしまう、と。

 

そして、痛みを積極的に求めていく事、筋肉痛を喜びとするような筋トレのようなヨーガをすることをやめて、

それよりも、ポーズを深める中で、自然に筋肉をつけていくヨーガに。

開脚や前屈も無理矢理曲げようという気持ちを手放して、緩めることによって自然に曲がっていくという方向に

変えていきました。

 

R-YOGA設立当初の3年前は、まだ修業時代の自分が抜けきっておらず、

自分の中に鍛え続けることに対するこだわりと厳しさがあり、それを生徒さん側にも求めていました。

もちろん、良かれと思ってですが。厳しくてもやった方がいい、と本気で思い込んでいたのです。

 

今ではR-YOGAは「身体とこころを癒やすヨーガ」として緊張を緩める方向のヨーガに進化しています。

3年前の私のヨーガをする姿(上)と、今の私の姿(下)を比較すれば

変化が歴然と分かるのではないでしょうか。

 

現在の写真からはヨーガをする喜びが全身からあふれ出ています。3年前より断然しなやかですね。

 

私達の本質は「脳」ではなく、身体を超えた存在。

まずは身体の中の緊張、結び目をほどくことによって、

身体を超えた我々の本質にアクセスし、ありのままの自分で生きていくことがヨーガの目的なのです。




ちなみに2年半前の私(左)と現在の私(右)です。

別人みたいですね(笑)