いわっちの台本置き場 -3ページ目

いわっちの台本置き場

台本アップしていきます。

登場人物  男2名 女2名

 

①中山風馬(なかやまふうま)20~30代男性。

→ごく一般の社会人男性として生活していたが、ある日、異世界に飛ばされた。

性格は、おおざっぱ。

以下、セリフ箇所は、ふうまの「

※ふM:Mつきはモノローグ=心の声(独り言)

 

②ファロスリエン 見た目10代後半

→エルフの血がまざった少女。

素直で明るく、前向き。周りの影響を受けやすい。

匂いフェチ。食べることが好き。

以下、セリフ箇所は、ファロスリエンの「ファ

 

③ラブリー エンキド族 男性(体格はでっかいゴリラ、顔は鬼のような種族)

身長3メートル以上

かたこと、ごっつい、心は優しい。アスティア兵士団所属。

以下、セリフ箇所は、ラブリーの「

 

④ちびマツカ ラピン族 女性(エンキド族の手のひらサイズ、体の小さい種族)

アスティア兵士団所属。回復魔法が得意。世話好き。

語尾が、でつ。

以下、セリフ箇所は、ちびマツカの「

 

 

 

 

2話「アスティアの街」

(てくてくてく歩く音)

(ぴーひょろろ~鳥の声)


:ふ~!それにしても、のどかだなぁ

ファ:そうですねぇ、空が澄み渡ってます。

:東京じゃ、こんなに高い空、みたことねえぞ

(腹の音ぐ~)

:ん?

ファ:あっ、あわわわわ

:ファロお前、腹減ってんのか?

ファ:わ、私のお腹の音じゃありませんよ?なんですかねぇ、
きっと虫かなにかの鳴き声じゃないですかね?(誤魔化す)

(腹の音ぐ~)

:へ~、ファロさんはお腹の中に、虫をお飼いになってるんですね~

ファ:ぐぬぬぬ、ふうまさんいじわるです。

:キャラメルならあるんだけど、食うか?

ファ:なんです、それ?

:甘いお菓子なんだけどさ

ファ:あまいっ!?ほしいですぅ~、すごくほしいとお腹の虫が申しておりますぅ!

:じゃあ、口あけてみろ

ファ:はいっ!あ~~~ん

:ほれ

(パク)

ファ:もぐもぐ、うーーーんっ!!!おいひい~!口の中でとろけるようです!

:おーおー、そりゃよかったなあ。街までもうすぐだ、ちゃんとついてこいよ

ファ:ふぁーい(キャラメルの余韻)、キャロメラ、おいひいでふね~

:キャラメルな。


(てくてく)


:お、あそこが街の入り口かな・・・ん?とまれっ!

ファ:ど、どうしました!?

:なんだありゃ・・・でっかいゴリラみたいな・・・いや鬼か?
よくわからんが、ごっついのが街の入り口に立っている。

ファ:どこですか?・・・あ、あれはもしかして、エンキド族・・・

:エンキド?知ってんのか?

ファ:はい、私も見たのは初めてですけど。大きな体に頑丈な皮膚、それと怪力が特徴の種族で、
ああ見えても、性格は極めて温厚で優しく、ラピン族と仲が良いんです。

:ほ、ほ~。少なく見積もっても身長は俺の倍くらいあるし、顔は鬼みたいだし、
とても温厚には見えないが・・・。で、ラピン族っていうのは、どんなやつだ?

ファ:ちっちゃくて可愛い、うさぎみたいな種族ですよ、あっ、ほらあそこ

:ん?おお、エンキドの手のひらに、ちっこいのがいるな、あれか

ファ:わ~、ラピン族もいるぅ~!エンキドとラピンは、大の仲良しっていうのは本当みたいですね

:しかしどうするか。見張りがいるってことは、・・・のこのこ出ていけば、
「何者だぁ!あやしいやつぅ!つかまえろおお!」っていう展開になるんじゃないのか?

ファ:大丈夫ですよ、あの見張りさんたち、危険な匂いしませんから。

:・・この・・・匂いフェチめ(ぼそ

ファ:さ、いきますよ

:お、おい、待てよ、おいてくな~


(てくてくてく)


ファ:あの~すみません!

:うご?なんだ?(すごみのある声)

:お、お、お、おい、本当に大丈夫かよ

ファ:街に入りたいのですが、大丈夫でしょうか?

:うぅぅぅうう(うなりごえ)・・・・いいぞ。

:いいんかーい!

:お?

:いやだってさ、おまえ見張りしてるんだろ?なんのための見張りだよ。
俺が言うのもおかしいけどさ、怪しいやつが街に入ってこないようにしてるんじゃないのか?

:お兄ちゃんっ、それは違いまつよ!
わたちたちは、この街を「魔物」から守っているんでつ!

:魔物・・・、やっぱりどっかにいるのか、魔物

:その様子だとお兄ちゃんたち、この街・・・というよりこの世界、初めてでつねっ?

:そ、そのとおりだ。

:おっほん、ではまずは、ごあいさつを。中立領アスティアへ、ようこそでつっ!
早速、街に入ったら役所にいってくだつぁーい。門を入ってまっつぐいけば突き当りが役所でつ。
そこで住民登録をつれば、いろんな支援が受けられまつよ!

:お、おう。そうなのか

:この街はでつね、急にこの世界にとばされてきた人たちを保護するための街なんでつ。
だから、お兄ちゃんたちみたいな訪問客は、珍しくないんでつよ!

:俺たちの他にも・・・

:そうでつ。そっちのお姉ちゃんはエルフでつよね?エルフもこの街に何人も、いまつよ。
お兄ちゃんは、人間みたいでつけど、・・・人間の男性ってたぶん初めてでつね。
わたちはこの街が出来た頃から見張りをしてまつから、たぶん間違いないでつ。

ファ:なんか、ちょっと安心しましたねっ

:うむ。なあ?俺たち以外に飛ばされてきた人ってどんくらいいるんだ?

:うーーんと、この街の半分くらいはそうでつね。

:そんなに・・・。そうか。いろいろ教えてくれてあんがとっ、えーっと・・

:わたちの名前は、ちびマツカでつ。マツカとお呼びくだつぁい!
こっちのエンキドは、ラブリーでつ。

:ども。

:ら、らぶりー・・・。マツカ!ラブリー!俺の名前は、ふうまだ、よろしくな。

ファ:わたしはファロスリエンと申しまつ、どうぞよろしくお願いしまつ!

:ファロ・・・・語尾がうつってるぞ・・・

ファ:ふぁっ!?

:ふうまたち、歓迎する、がんばれ

:お、おう!んじゃ言われた通り、役所にいってみるわ!

ファ:マツカさん、ラブリーさん、ありがとうございました!

:いえいえでつ。


(門が開く音)

(街のざわめき、足音)