連鶴と狂歌〜村雲〜村雲(むらくも) 尾の先に乗せた小さい鶴が、高い空の上の月の雰囲気を出しています。大鶴の羽は雲でしょうか。【狂歌】 忍び路の 恋を見つけて 村雲の 中からバアと 月の顔出す 〈注〉「村雲」は、「群雲」「叢雲」とも書き、群がり集まる雲を言う。「バア」は、突然顔を出す時の「いないない、ばあ」の連想。