資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

滋賀県犬上郡多賀町多賀にある、多賀大社(たがたいしゃ)です。
多賀大社にはお守りとして知られる、お多賀杓子(写真)があります。
お多賀杓子は、元正天皇の養老年中、多賀社の神官らが帝の病の平癒を祈念して強飯(こわめし)を炊き、シデの木で作った杓子を添えて献上したところ、帝の病が全快されたことから、霊験あらたかな無病長寿の縁起物とされています。
絵馬は、杓子の形をした合格絵馬です。
板の絵馬に希望校・住所・氏名を書き、お多賀さんと学問の神様 天満神社で祈願の後、絵馬掛けにかけます。
そして合格のあかつきには、紙の絵馬を納めてお礼の参拝をします。

