資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

大津市石山寺1丁目にある、石山寺(いしやまでら)です。
西国三十三所観音霊場の第十三番札所で、真言宗の大本山にあたるお寺です。
奈良時代創建で、安産・福徳・厄除・縁結のご利益があり、現在も多くの方の信仰を集めています。
紫式部を始め、古来より多くの文学者が訪れたことから「文学の寺」と呼ばれることも。また、境内に四季折々の花が咲き誇ることから、「花の寺」としても知られています。
絵馬は、「厄」の字が描かれた厄除祈願絵馬です。
厄には災い、苦しみ、災難、不幸などの意味があり、災いを除けて無事に過ごせるよう祈願祈祷することを 「厄除け」「厄祓い」「厄落とし」 などといいます。
厄といっても、ある日突然大きな災いにみまわれるわけではなく、私たちの日常には、大なり小なり良くないこともあります。