資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

京都市上京区烏丸通下立売下る堀松町にある、菅原院天満宮神社(すがわらいんてんまんぐうじんじゃ)です。
烏丸の天神さんと呼ばれるこちらの神社は、菅原氏の邸宅「菅原院」があったところです。
菅原道真の父 是善ら祖父 清公以来三代が居住し、道真生誕の地と伝えられています。
道真没後、その菩提を弔うために菅原院の地に「歓喜光寺」が建立され、境内には道真と父祖の小祠が祀られました。
歓喜光寺はその後六条河原院へ移るが、その小祠は残されて現在に至っています。
境内には菅公産湯の井戸等ゆかりの遺物が残ります。
絵馬は、十二支に無い「猫」が描かれた、大久保悦子さんが奉納された絵馬です。
騙された猫も、騙したねずみも、ねずみを運んだ牛も一緒に描かれています。
皆が平和で仲良く暮らせるようにとの思いが絵馬に込められています。