資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

大阪府島本町広瀬3丁目にある、水無瀬神宮 (みなせじんぐう)です。
後鳥羽天皇(ごとばてんのう)・土御門天皇(つちみかどてんのう)・順徳天皇(じゅんとくてんのう)を主祭神としてお祀りされています。
後鳥羽上皇がこの地に水無瀬殿を造営し、水無瀬離宮と称されていたものを、承久の乱で隠岐に流されそこで崩御した後鳥羽上皇の遺勅に基づき、仁治元年(1240年)、藤原信成・親成親子が離宮の旧跡に御影堂を建立し、上皇を祀ったことに始まります。
最初は「法華堂」と称されていましたが、室町中期の明応3年(1494年)に後土御門天皇から、水無瀬宮の神号を賜ったと伝わります。
絵馬は、鳥居を中心に参道が描かれています。
ご利益は、お祀りする御祭神にちなみ学問や芸事・スポーツの向上、そして安産祈願と盗難除けです。
「盗難除け」のご利益は神社に残された石川五右衛門にまつわる伝説によるものとか。