資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



  出雲市大社町杵築東にある、出雲大社(いずもたいしゃ)です。

 

 日本一の縁結びの神様として有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られています。

 

 縁結びは、男女間に限らず人々を取り巻くあらゆる繋がりのご縁を結ぶものとされ、初詣や祭礼の時期には、縁結びや開運のお守り、ご朱印を求める人の行列ができます。

 

 本殿は歴史を感じさせる壮大さと神々しさをたたえ、背景の八雲山も新緑に紅葉と四季折々の色合いで、訪れる人々を清々しい気持ちにしてくれます。

 

 神楽殿の大注連縄は日本最大級で、全長13.6m、重量5.2tもあり圧倒されます。

 

 絵馬は、平成30年(2018年)戊戌(つちのえいぬ)歳の干支絵馬です。

 

 旧暦10月11日から17日まで、全国の八百万の神々が出雲大社に参集され、人々のご縁を結ぶ会議をされる伝承がありあります。

 

 出雲に神々が集まるから「神無月」と呼ぶという民間語源が元になって、逆に出雲地方には神々が集まるだろうという俗信が生じ、出雲地方では、10月が神在月(あるいは神有月)と呼ばれるようになりました。