資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



 岐阜市伊奈波通一丁目にある、伊奈波神社(いなばじんじゃ)です。

 

 景行天皇の14年に創建されたといわれ、1900年以上の歴史を持つ古社として知られています。

 

 主祭神の、五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)は、第11代垂仁天皇と日葉酢姫命の長男であり、第12代景行天皇の兄にあたります。

 

 「古事記」「日本書紀」によると、命は父である垂仁天皇から弓矢を賜り武事をおさめ、また勅命により河内、大和、摂津、美濃などの諸国を開拓され、八百もの池溝をひらかれ、これにより、農事が豊かになり、天下が泰平になったと伝えています。

 

 絵馬は、ご祭神の顔をイメージされたものでしょうか。 願い事とともに目や鼻・口などを書き加え祈願いたします。