資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



 犬山市北古券にある、針綱神社(はりつなじんじゃ)です。

 

 東海鎮護、水産拓殖、五穀豊穣、厄除、安産、長命の神として、濃尾の総鎮守とされているところです。

 

 天文6年(1537年)織田信康が自ら手彫りの狛犬一対を奉納して安産祈願したことから、安産、子授けにご利益があるとされています。

 

 絵馬は、神社の例祭、春の犬山の風物詩、絢爛豪華な車山(やま)で有名な「犬山祭」を描いたものです。

 

 各町内より曳き出される車山は高さ約8m、上層より上山、中山、下山の三層よりなり、重厚な構造美を見せています。