【決着】. | 【戯言/その美学と自惚れ】

【戯言/その美学と自惚れ】

揺れる己の先と。
消せぬ己の後に。
先を見て後を懐かしむ無駄を知り。
それを踏み潰し生きる未来に私は存在しない。

無意味の程度の計りを贅沢に使う可能こそに私自身の価値が存在する。



──────TOUGH-GUY











【決着】.







湯船に老体を浸す贅沢な時間。
視線は。
とても小さな窓から見る夕暮れまで充分に余裕を持つ青空か。
感謝の時。

昨日
誕生日までは数日早くだが母に届けた。
ケーキ
コジャレたサラダ2種。
トイレットペーパーにティッシュとビールは基本にていつもの事。
手紙を書いた。
そんな昨日は。
本能のみで生きていた様な。
人生への継続
流れ。

それはアッちゅ~間に終わって月曜日の今日。
当然?
ありがたく?
頂いた巡り。
感謝。





ホント
時々。
朝にすれ違う男性。
しっかりと
ガッチりと。
首のホルダーは握られ。
自身の側面に強く引き付け歩く。
理由は人とすれ違うからだろう。
その対象は7歳のシェパード。
いつもオイラに向かって前足を上げて・・・
襲い掛かるのか
ジャレたいのか・・・

「そのワンちゃんは何歳なんですか?」
オイラが聞いた。
今朝の出来事。

「7歳なんですよ」
「可愛いけど大きいですねッ」
男性は
笑顔で何か答えたが聞き取る事が出来なかった。
ワンこは早く行くぜッ!!
って様子。

小さな頃のワンこを見たかったな。
そう感じた。

オイラがガキの頃
シェパードって時々見掛けたし。
親戚の家にも
ボロって名前で居た。

今度は
ワンこの名前を聞いてみようかなと思う。





TOUGHーGUY