週刊オレコンランキング4 | 第27回東京学生映画祭 オフィシャルブログ

第27回東京学生映画祭 オフィシャルブログ

第27回東京学生映画祭オフィシャルブログ!
映画祭の最新情報をお届けします!

はい、長井です。

今週は、東京国際映画祭行ったり、映画1000円の日で映画観に行ったりと、劇場で観る機会が多かったっす。
だから、劇場で観た作品限定で!

1 エクスペンダブルズ
2 僕の心の奥の文法
3 桜田門外の変
4 刑事ベラミー
5 怪盗グル―の月泥棒

5 怪盗グル―の月泥棒
今年は、アニメが豊作な年。「ヒックとドラゴン」から「トイストーリー3」「カラフル」に「アリエッティ」。年末には「シュレック」も公開されるしで、やばい年でした。
映画1000円の日に、「桜田門外の変」と「エクスペンダブルズ」を観て、両方とも死人が出すぎだから、お口直しにこの作品を観ました(この流れで行けば怪盗グル―も死人出てほしかったけど、笑)。あと、ヒックとドラゴンのような3D体験を経験したくて。

怪盗グル―の月泥棒、アメリカではすごーいヒットらしいんだけど、僕はなんだかなー、でした。
なんで微妙だったのかな、と考えてみたら、「予想を裏切らない!」からなんだなー、って思いましたね。もう、大学生の僕は、一見子供向けにみえる作品に対して「どうせ○○なんだろ。」とか「あぁ、これであーなって、こーなって」とか考えながら観ちゃうんですよ。懐疑的っていうと行きすぎだけど、純粋に楽しめなくなってるのかもしれないです。
で、今回も、「どうせ勧善懲悪なんだろ。」とか思って観てたら、本当にその通り。予想を裏切らないから、全然泣けないし、感動しなかったんだろうなー。
それがヒックとドラゴンやトイストーリーにはあったから、号泣しちゃったんだね、僕(笑

あぁ、でも良いところもあって、3D効果。
ジェットコースターのシーンは本当にジェットコースターに乗っている感覚を味わうことが出来ました。

4 刑事ベラミー
東京国際映画祭(TIFF)で観賞。フランスのヌーヴェルヴァーグの巨人と呼ばれたクロード・シャブロル監督の追悼上映。

内容は、警視のベラミーに殺人犯という男から連絡が来て、個人的に捜査していくのと同時平行で、ベラミーの腹違いの弟がベラミー夫妻を訪ねてきて、事態をややこしくさせる。
なんか、他人(殺人犯)の家庭を解決するよりも自分の家庭の問題を解決する方が難しい、ってお話。

上映後、観客が拍手をしていて、こういう映画館に遭遇したことがなかったので、新鮮でした。今度、普通の映画館でスタンディングオベーションをしてみたいと思います(笑

3 桜田門外の変
井伊直弼の暗殺を、水戸の浪士、関鉄之助(大沢たかお)を主人公に描いた映画。

個人的には、こども店長の加藤清史郎と、子役出身の須賀健太君が同じ映画に出ているということで、須賀健太君の心情を察しながら観賞してました(笑
あと、関鉄之助の妻を長谷川京子が演じていて、拷問を受けるシーンがあるんですけど、そのシーンに勝手に萌えてました(笑

ふぅー。

物語の最初と最後に、現在の桜田門と近くにある国会議事堂を映すのですが、それは、桜田門外の変が現在にも必要なんだ、とまでは行かないけど、現在の外交問題とかそういうのに疑問を呈しているのかな、と思いました。

あと、井伊直弼が斬られる時に、カメラに血が飛び散って画面が血になるのシーンが印象に残りました。

2 僕の心の奥の文法
なんと、東京国際映画祭のグランプリを受賞した作品を観ました。行くつもりがなかったですが、友達がチケット余ってるというので観てみました。

イスラエル映画で、1960年代が舞台。若者たちはかなり好戦的なのに対して、主人公のアハロンは繊細な心を持ち、暴力的ではなく、孤立していく。そして、家族に反抗し、時代に反抗し、成長することを拒んでいく青春映画。

この「僕の心の奥の文法」というタイトル。原題は「Intimate Grammar」という。そのタイトルの理由は、イスラエルには、過去形、現在形、未来形の3つしかないのに英語には現在進行形のingがあるというところにある。
今を生きる、成長したくない、という気持ちがingという進行形と合致して、それに惹かれたアハロンの気持ちがそのままタイトルになったんです。
ユーモアのある作風で、かなり楽しめました!

上映後には、監督と主演女優のQandAが設けられ、色々な話が聞けてよかったです。個人的に質問したかったことがあったのですが、指名されず・・・。
監督さんに質問できる機会なんてそうないから、来年こそは、通いつめようっと(笑

1 エクスペンダブルズ
こりゃー、すごい。死人出すぎ。無茶しすぎ。

夢の共演と話題になってますけど、本当にすごい。
ブルース・ウィリスとシュワちゃんとスタローンが教会で会うシーンが素敵過ぎた!(実際、そのシーンしかブルースウィリスとシュワちゃんは出ないけど、笑)

ブルース「(シュワちゃんを指して)あいつは何を狙ってるんだ?」
スタローン「大統領の席さ」
シュワちゃんニコっと笑顔。

会場大爆笑。

この映画、TSUTAYAでレンタルして観るより、映画館で多くの人と観た方が快感ですよ!ぜひ!