”「MoodyShop」についてのご報告”について私から一言。 | 東大国語で高得点を目指すブログ

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この記事の件、
私はこの件に関して今までは中立の立場で見てきましたが、ようやく私が以前から思っていたことを正式にこのブログにて書きたいと思います。




1年前に「奈々さん」という東大文3志望の高校3年生が自殺をしたという話は、当時のアメーバブログの中で大きな衝撃となりました。



私も少なからず彼女のことをブログ上で知る者として、当時は大きなショックを受けましたが、
同時にこの自殺の件について「ある大きな違和感」をも感じていました。



それは、本来ならば一人の高校生(17歳)が自殺をしたという“大変な事件”のはずなのに、
それが現実のニュース番組では1件も報じられることはなく、そればかりか「○○高校の誰々さんが自殺をした」という噂すら実際には1つも聞こえて来ることがなかったからです。

彼女が属していたとされる「鉄緑会」や「東進ハイスクール」などの塾・予備校でも、この件はついに噂にのぼる気配すらありませんでした。



そこで、私が次に疑問に思ったことは、
“この「奈々」という名前でブログを書いていた、日本のどこかにいるであろうその高校生(仮定)の女の子は、本当に自殺をしたのか??”
ということでした。



結論を申し上げると、私はブログ上にいる色んな人の言説に丹念に耳を傾けてきましたが、
その高校生の女の子が自殺をした、ということを本当に証明できた人は、誰一人としていなかったのです。




もし自殺が現実に起こっていたことならば、私はその原因となった人を強く責めていたに違いありません。

しかし、この自殺が本当に起こっていたということが証明されていない以上、
私は少なくとも今回の件で「りりおん先生」や「野島先生」、そして「りかりかりんさん」などのMoodyShopのメンバーの方々を、今の時点では責めることはできないなと思いました。





もちろん、受験勉強を控えている高校3年生とされる女の子を、MoodyShopという金銭的なやり取りが発生する「仕事」に参加させてしまったこと自体については、
どちらにせよ、少なくとも高校生の段階ではそもそも参加させるべきでは無かったのではないか、という別の問題があります。

たとえ、その仕事をやりたいと高校生の女の子が言ってきたとしても、
彼女が大学に合格するまでの間は、大人の側が断固として止めるべきだったのかもしれません。



しかし、これに関してはそもそもの当事者ではない私が言っても、単なる無責任な外野の意見になってしまうので、
「誰にどういう責任があるのか」という点については、これ以上は私に言及する資格はないと思います。







結局の話に戻ると、
ブログの情報だけでは、その高校生の女の子とされていた人が本当は誰で、そして本当に自殺をしたのかどうかは、私が明確にわかる日は永久に来ないと思います。


ただ、東大文3を目指す高校3年生の「奈々さん」として皆から親しまれていた方が、
大きな「物語」を持った主人公のような人だったため、
その「物語」が一人歩きをしてしまって、それがここまで色々な人達に大きな影響を及ぼしてしまったことは事実なのでしょう。


彼女がブログを書いていた1年半という時間、その「物語」が多くの人達の共感を呼び、多くの人達を元気付けてきました。彼女の当時のコメント欄はいつも多くの人で賑わっていたことを今でも思い出します。

これは誰にでも真似できることではなく、主人公としての「物語」を作ることができるという大きな「才能」があったからこそ、できたことなのだと思います。
私は主人公になれるという才能がない側の人間なので、そういう「物語」を持つことができる才能を持つ人のことを今でも素直に尊敬しています。
同時に、そのような「物語」を持っている人物は、その物語を自ら悪用するべきではないと思うし、またその物語を他人が勝手に壊してはいけないとも思います。




私は今回の件で、誰も責めたりはしないつもりですが、
願わくば、その「奈々さん」と呼ばれていたブログの人が、たとえ現在の年齢が何歳であったとしても、今でも存命であればいいな、と信じたいです。


そしてその可能性が少しでもあるからこそ、
私は「りりおん先生」の言うことを今は信じようと思います。






ブログを含めたSNSの世界は、本当にわからないことだらけです。
つい2〜3年ほど前にも、西きょうじ先生という英語講師と「ルナ」さんというハンドルネームのイェール大学で修士号を取得したとされる優秀な帰国子女の女性(年齢不詳)と不倫のトラブルが起こり、週刊誌で大きく報じられた事件としてTwitter上でも大きな話題となりました。
ところが、当時からTwitter上で数々の伝説を残していたルナさんは突然何の前触れもなくTwitterから姿を消したので、"結局ルナは何者だったのか!?"という点を含めて、当事者ではない者にとっては謎だらけの事件に終わりました。

今回のMoodyShopの件も、当事者以外にとっては結局多くの謎が残ったままとなりました。





あれから1年が経ちましたが、どうすればあのトラブルが起こらずに済んだのか、その答えは当事者ではない私にはわかりません。
ただ、多くの人が少しでも「心の傷」を回復させ、そしてこの件で新たな争いが起こらないことを心から願います。

そして、一見直接関係ないことにはなりますが、
「自己承認欲求」が満たされない人は、この日本ではまだまだ多くいることも事実で、それが多くの行き違いの原因を作っています。

そういう人が、今後一人でも少なくなるような社会であってほしいと私は思います。