Blog久々だなw

以前オーディションに審査員参加した「じょしらく」の公演があったので観劇

今回は推しが出てないので、全チーム1つづつ見て
1.推しが選ばれなかった理由
2.選ばれたメンバーはどんなもんか
の2つを冷静に見るために行ってきました

あくまで個人の感想なので、叩いても良いけど右から左に受け流すよw

この舞台は、漫画じょしらくを乃木坂46メンバー15人が「ら」「く」「ご」の3チームに分かれて
それぞれ舞台を演じるものでした

チームら
山崎怜奈 堀 未央奈 斉藤優里 伊藤万理華 星野みなみ
チームく
中田花奈 佐々木琴子 松村沙友理 高山一実 井上小百合
チームご
齋藤飛鳥 能條愛未 衛藤美彩 中元日芽香 北野日奈子


【配役】
◆暗落亭 苦来 (あんらくてい くくる)
  山崎怜奈 中田花奈 齋藤飛鳥
◆空琉美遊亭 丸京 (くうるびゆうてい がんきょう)
  堀 未央奈 佐々木琴子 能條愛未
◆蕪羅亭 魔梨威 (ぶらてい まりい)
  斉藤優里 松村沙友理 衛藤美彩
◆防波亭 手寅 (ぼうはてい てとら)
  伊藤万理華 高山一実 中元日芽香
◆波浪浮亭 木胡桃 (はろうきてい きぐるみ)
  星野みなみ 井上小百合 北野日奈子

そして、毎公演創作落語を披露
創作落語の種類は5パターン
猫の目、寿限無、動物園、ぜんざい公社、あたま山をアレンジしたヤツ

僕が観劇したのは
<チームら>2公演目 落語担当:斉藤優里
               演目:握手会公社(元ネタ:ぜんざい公社)


<チームく>3公演目 落語担当:佐々木琴子
              演目:猫の目


<チームご>3公演目 落語担当:能條愛未
               演目:猫の目

個人的がっかりは、落語が2パターンしか聞けなかった事かな
あと座席が左右変わっただけで、場所がほぼ変わらないミラクルw

さて、まずは劇全体の印象
主軸は当然「じょしらく」なのだが、原作を大きく違う点が1つ
SUGAR SPOTなるアイドル5人組グループが出てくる
そのアイドルグループは最初は並行世界的なニュアンスで、
後半は舞台「じょしらく」を演じさせられてるアイドルグループとして登場し
セリフとはいえ、ともすればアイドルの本音ではないか?と思わせるセリフを言う
これによって不思議な世界観に引き込まれます
また、それぞれのチームでのアイドル部分では、それぞれオリジナルの設定、歌があり
これも見所の1つでした
個人的には、この3曲+OP曲+ED曲+挿入歌で1枚CD作って欲しいですw

それぞれのチームの内容ですが、総評すると
ら、く がキャラクター解釈が似ている
ご が他のチームとは違う解釈だったかなぁ
と感じました

こっから個人の出来をなんとなく
もちろん見た公演の日数が違うので、完成度に差がありますが
そこは余り考慮してません

暗落亭 苦来
5役の中で一番演じ難いのかもと思ったキャラ
山崎怜奈≧中田花奈=齋藤飛鳥
私はアニメ盤を多少見ていましたので、その象に近かったのはれなちでした
かなりんは大げさに演じ過ぎてるなぁって思いましたが、れなちは結構自然で
「あれ?れなちって実はこういう人?」って錯覚させられる演技でした
トチッた時の対応も好感が持てました
飛鳥は良くも悪くも「飛鳥」でしたw
そのせいか、病んでる感じが出て無かったので、こんな感じ

空琉美遊亭 丸京
暴力メガネ、突っ込み担当かと思いきや意外とボケるキャラでした
堀 未央奈≻能條愛未≻佐々木琴子
堀ちゃんははまってたと思います。これのおかげで暴力に目覚めたとか何とかw
愛未ちゃんは、役にはまっては無いのですが、ガンバって演じてました
ただ、暴力シーンがねぇ・・・ もっとお勉強して欲しかった
琴子はセリフ覚えもっと頑張りましょうw 演技に余裕が出るからさ

蕪羅亭 魔梨威
斉藤優里≧衛藤美彩≻松村沙友理
この舞台の有る意味主役。1人での長台詞あったり、重要な役どころをしてました。
原作では、背が小さくて物語を進める、ツッコムがお頭は弱い
身長がって点と、お頭が・・・ の点でゆったんが俺にははまり役だと感じた
姉御肌も上手く表現できてたと思う
みさみさはおつむが・・・の所がにじみ出ないので、少しマイナスなのと
僕と違う解釈で演じる場面があったので、そこまでのめり込めなかった所があるので
まつむらはなぁ。基本台本通りって苦手でしょ?ってのはプリンから感じてること
原作知ってるだろうから、もっと演じて欲しかったなぁ

防波亭 手寅
伊藤万理華≧高山一実=中元日芽香
ボケもツッコミも両方こなし、ノリのいいキャラでもある
一応主人公のはず
アイドルパートでも重要な役どころ
まりか、実はオーディション時は全然期待してなかったんです
なので、期待裏切られました
マジ良かった
悪い所無いくらい良かった
今回の舞台MVP
ひめたん、かずみんは好みの問題かな
かずみんはアイドルパートが、アイドルしきれてなかったかな
ひめたんは落語家パートで手寅ではなく「ひめたん」だった気がしました
でもね、総合的にはみんな良かった

波浪浮亭 木胡桃
星野みなみ=井上小百合≧北野日奈子
2面性のあるキャラ。所謂腹黒系。でもその腹黒出す場面は少なかったカナ
セリフ無い時に結構自由に遊ぶ役なんだけど、その辺の演じ方に差が出るかも
みなみはおっとり可愛いキグちゃんでしたが、2面性も良くやってました
そんな事思いついてやってるんだ、って遊んでるシーンも見受けられました
小百は舞台経験者なので期待値が有ったんですが、良くも悪くも共演者に合わせたレベルの演技をしているように見えました
本領出してたら、どーなってたか見たかったです
きいちゃんは、この役の表の顔にはまってましたが、腹黒感が出ませんねw
あと、おもちゃで遊んでる時にカチャカチャ音出してたり、「あっ」とか言ったりしてたのでマイナス評価ですw

チーム毎の評価としては
ら≧ご≻く
かなぁ

らチームの舞台が僕は1番好きでした
女優まりかにやられ、堀ちゃんの新たな1面が見られ、ゆったんはゆったんでw、れなちが女優で、みなみは可愛かったww

ごチームには新たな解釈を教えてもらいました
きいちゃんの可愛さを発見し、ひめたんはアイドルで、能條のヘタレっぷりが見られ、飛鳥はあぁ飛鳥だなぁで、みさはニコニコしてました

くチームはもうちょっとガンバって欲しかった・・・
小百の細かい演技に感心し、ずーさんのブリブリのアイドルに吹き出しw、かなりん意外に演技出来んだねと思い、松村~(苦笑)と思い、琴子ガンバ!

そんな感じです

見た落語の評価は
能條≻ゆったん≻琴子
って評価かな
能條は2人の演じ分け、早口加減、表情。どれをとっても見てて飽きないものでした
途中セリフ失敗した部分もありましたが、それも上手く誤魔化してました
誤魔化しが上手いのも噺家さんですね

ゆったんは、内容のとちりも無く、表情も良かったんですが、演じ分けで途中ごちゃごちゃになってる部分があり、そこが残念ですが、見習いとしては及第点もらえそうな出来でした

琴子は緊張のせいで、とぶ、とちるが多かった上にその誤魔化しも琴子がゆえに「忘れちゃった」「間違っちゃった」と言ってしまってたので残念でした
これは1期生と2期生のステージ経験の差が出てるようにも思えたカナ

さて本題
今回、オーディションを受けた永島、伊織がなぜ選ばれなかったのか

まず伊織
オーディションを見た時にも書いたけど、結局役不足
あと、やらせるなら苦来なんだろうけど、今回の3人より出来そうか?と言うと
超える事は難しいかも知れない
なので、オーディションの結果が全てって感じで納得

次に永島
オーディションの出来はいいと思ったのに、なぜ選ばれなかったのか?
1つ感じたのは、永島がもしやってたらどの役が宛がわれてたか?って所
今回、15人は元来のキャラクターorオーディションの表現方法から大きく外れたキャラクターを宛がわれてるメンバーは居ないと感じてる
そうなると
暗落亭 苦来の陰のある役はそもそも無理
空琉美遊亭 丸京の分析系クール暴力メガネでもない
波浪浮亭 木胡桃の普段はマスコット的可愛さだが内面は腹黒ってのも違う(実際はやれそうだけどw)
防波亭 手寅は多分出来た。ただ今回の手寅にはSUGAR SPOTのセンターという大事な役周りがあり、そこが永島が入らなかった要因の気がする
蕪羅亭 魔梨威ははまり役になったと思うが、いかんせん今回の主人公。原因は手寅と似たような感じと推察した

要は、永島に主人公をさせられない!

ここが今回永島が選ばれなかった最大の要因の気がしてならない
そんな感想です

良くも悪くも見て良かったと思いえます
純粋に舞台は楽しかったし

プリンシパルも良いけど、こういうちゃんと練習した乃木坂46舞台
またやってくれないかなぁ