バド男子、伝統の全英制覇ならず
2013年 03月 10日 23:18
男子ダブルス準決勝に出場した早川(左)、遠藤組=9日、バーミンガム(AP)
【バーミンガム(英国)共同】第103回を迎えた伝統のバドミントン全英オープン最終日は10日、英国のバーミンガムで各種目の決勝を行い、男子ダブルスで第4シードの早川賢一、遠藤大由組は劉小龍、邱子瀚組(中国)に0―2(11―21、9―21)で敗れ、日本選手で1978年女子ダブルスの徳田敦子、高田幹子組以来35年ぶりの優勝はならなかった。ともに26歳の早川と遠藤のペアは、この種目で日本勢初の決勝進出。
【バドミントン】
103回目で初の全英準V、歴史塗り替えた早川と遠藤
2013.3.10 23:44
103回目を迎えた伝統の舞台で、結成4年目の26歳コンビが日本バドミントンの歴史を塗り替えた。早川と遠藤は決勝でノーシードの中国ペアの強打に屈したが、この種目で日本勢初の準優勝を成し遂げた。「スピードが持ち味」と早川が言うように、高速のラリーで対抗した。守勢に回っても簡単に打たせないため、ロブを上げない「ノーロブで勝負」を心掛けたが、緊張でミスが出た。第1ゲームでは7連続失点、第2ゲームでは5連続失点で突き放された。5年前の右膝前十字靱帯断裂の大けがを乗り越えた遠藤と、滋賀・日吉中の後輩の垣岩令佳(ルネサス)がロンドン五輪女子ダブルスで銀メダルを獲得したことに刺激を受けた早川。世界ランキング4位に上り詰めた2人は日本男子初の全英制覇はならなかったが、目標に掲げるリオデジャネイロ五輪に弾みをつけた。(共同)
【スピードスケートW杯】
今季3勝目に0秒09届かず またライバルに敗れた加藤
2013.3.10 23:50
男子500メートルで2位の加藤条治=ヘーレンフェイン(共同)
ヤン・スメーケンス(オランダ)が34秒83で優勝し、長島圭一郎(日本電産サンキョー)は35秒14で6位。及川佑(大和ハウス)は35秒26で10位、羽賀亮平(日本電産サンキョー)は35秒33で12位だった。女子500メートルは住吉都(堀技研工業)が38秒43で7位。李相花(韓国)が37秒77で優勝し、神谷衣理那(大洋薬品)は38秒93で12位。辻麻希(開西病院)は39秒00で14位、小平奈緒(相沢病院)は39秒03で16位と振るわなかった。
ゴールするとオランダの熱狂的な観客からの拍手に軽く手を上げて応えたが、続く組で滑った地元のスメーケンスにまたしても上を行かれた。男子500メートルの加藤は34秒92の好タイムをマークしたが、今季3勝目に0秒09届かなかった。100メートルの通過は9秒59と全体のトップ。第1カーブの出口からの加速が見事だった。バックストレートで同走のカナダ選手をぐんぐん引き離し、課題の最終カーブもうまくまとめた。今村監督とハイタッチするほどの内容だったが、ライバルに及ばなかった。状態は悪くないが、加藤以上に安定感があるスメーケンスにW杯6連勝を許した。「シーズンが終わらないうちに気持ちいい勝ち方をしたい」と話していたが、残るレースは21日からの世界距離別選手権だけとなった。(共同=菊浦佑介)
サッカー、初参戦福島が町田破る
2013年 03月 10日 18:55 J
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は10日、東京都の町田市立陸上競技場などで開幕して9試合を行い、地域リーグから初昇格した福島ユナイテッドはJ2から降格した町田ゼルビアを1―0で破った。同じく昇格組のSC相模原は長野パルセイロに0―1で敗れた。18チームが11月24日の最終節まで、2回戦総当たりで争う。
J2、神戸と福岡が2連勝
2013年 03月 10日 21:15
J2で今季初勝利を挙げたG大阪(手前は遠藤保仁)=長崎県立総合運動公園陸上競技場(安部光翁撮影)
J2第2節(10日・ノエビアスタジアム神戸ほか=11試合)J1から降格した神戸は岐阜に4―0で大勝し、山形を2―1で下した福岡とともに開幕2連勝した。初参戦の長崎を3―1で下したG大阪や水戸、栃木、千葉は初白星を挙げた。
なでしこ、紅白戦などで最終調整
2013年 03月 10日 21:02
【ビラモウラ(ポルトガル)共同】サッカー女子の国際親善大会、アルガルベ・カップに出場している日本代表「なでしこジャパン」は11日午後0時20分(日本時間同日午後9時20分)からポルトガルのファロで1次リーグA組最終戦のデンマーク戦に臨む。10日はポルトガルのビラモウラで紅白戦などを行い、最終調整した。若手では加戸(岡山湯郷)中島(INAC神戸)らが主力組に入った。
スキーW杯男子回転、湯浅が8位
2013年 03月 10日 22:11
【クラニスカゴラ(スロベニア)共同】アルペンスキーのワールドカップ(W杯)は10日、スロベニアのクラニスカゴラで男子回転第10戦を行い、1回目9位につけた29歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が合計1分47秒22で8位に入った。湯浅は種目別20位となり、上位25人までに与えられる17日の最終戦(レンツェルハイデ=スイス)の出場権を得た。佐々木明(ICI石井スポーツ)は2回目に進めなかった。
スキー石田17位、吉田は35位
2013年 03月 10日 21:03
【ラハティ(フィンランド)共同】ノルディックスキーのW杯距離は10日、フィンランドのラハティでクラシカルを行い、女子(10キロ)は石田正子(JR北海道)がトップから1分43秒0遅れの27分21秒9の17位。ユスチナ・コワルチク(ポーランド)が今季5勝目、通算26勝目を挙げた。男子(15キロ)の吉田圭伸(自衛隊)は36分39秒8で35位だった。成瀬野生(岐阜日野自動車)は76位。




