夏の甲子園開幕 被災球児が行進先導・始球式
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開会式で整列する各校の選手たち=8日、阪神甲子園球場、諫山卓弥撮影
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一斉に行進する各校の選手たち=8日、阪神甲子園球場、諫山卓弥撮影
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選手宣誓をする酒田南の下妻貴寛主将=8日、阪神甲子園球場、福岡亜純撮影
 第94回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社・日本高校野球連盟主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が8日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。3万4千人が集まった開会式では、東日本大震災の被害を受けた宮城県農業高校野球部の佐々木大地主将(3年)が先導役を務め、史上7度目の大会2連覇を狙う日大三(西東京)を先頭に、49代表校が南から北の順に入場行進した。選手を代表し、酒田南(山形)の下妻貴寛主将(3年)が「わきあがる入道雲のようにたくましく、吹き抜ける浜風のようにさわやかに、正々堂々と全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓した。大会会長の木村伊量(ただかず)・朝日新聞社社長は「憧れの大舞台で野球ができる幸せをかみしめながら、持てる力のすべてをグラウンドにぶつけてください」とあいさつ。大会審判委員長の奥島孝康・日本高野連会長は「ロンドン五輪で頑張っている選手たちに負けないよう、力の限り戦いましょう」と励ました。

夏の高校野球:福島、岩手の球児がバッテリー組み始球式
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始球式を終え、福島県立双葉高の猪狩駿君(右)にボールを渡す岩手県立大槌高の金野利也君=阪神甲子園球場で2012年8月8日、徳野仁子撮影


開会式直後の第1試合、福井工大福井が勝利
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1回福井工大福井1死1、2塁、山下が先制の適時打を放つ=野本裕人撮影
 福井工大福井4―2常葉橘(1回戦=8日)――開会式直後の第1試合は、2年ぶり3度目出場の常葉とこは橘(静岡)と、8年ぶり7度目出場の福井工大福井(福井)が対戦。福井工大福井は一回、山下、馬場、菅原に適時打が出て3点を先制。福井工大福井は三回にも一死一、二塁としたが、後続が凡退。常葉橘はその裏、一死から清水がチーム初安打で出塁したが、木村が併殺に倒れた。福井工大福井は五回、山下、伊藤の2本の二塁打で加点。その裏、常葉橘は暴投と捕逸で2点を返した。福井工大福井は、先発・菅原が常葉橘打線を5安打に抑えて完投し、2002年以来の甲子園勝利。常葉橘は九回二死一、三塁と粘りを見せたが後続が倒れ、前回出場の2010年に続く初戦敗退。(2012年8月8日12時35分 読売新聞)


飯塚、春夏通じ甲子園初勝利…広島工に競り勝つ
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2回飯塚2死2、3塁、丸本が勝ち越しの適時打を放つ=原田拓未撮影
 飯塚6―4広島工(1回戦=8日)――広島工(広島)は辻駒、飯塚(福岡)は古賀が先発。
 飯塚は一回、石田の適時打と白石の犠飛で2点を先行した。広島工は二回、辻駒の2点適時打で同点とした。その裏、飯塚は丸本の2点打で再び2点をリード。広島工は三回、児玉卓の適時打で1点を返した。その裏、飯塚は堀の適時打で1点を追加。 広島工は五回、宇佐美の適時二塁打で、再び1点差に詰め寄った。飯塚は八回、檜の適時二塁打で1点を追加。九回の広島工の攻撃を0点に抑えて、春夏を通じて甲子園初勝利を挙げた。(2012年8月8日15時10分 読売新聞)


仙台育英、8―2で佐賀北に圧勝
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八回二死二、三塁、仙台育英・高橋竜が中越え適時2点二塁打を放つ=野本裕人撮影
 仙台育英8―2佐賀北(1回戦=8日)――仙台育英(宮城県)は渡辺、佐賀北(佐賀県)は末次が先発。ともに一回を無失点に抑えた。仙台育英は二回、無死二、三塁から、渡辺、稲沢の連続適時打で2点を先制した。佐賀北は四回、二死一、三塁から藤田の左前適時打で1点を返した。仙台育英はその裏、一死二塁から渡辺の適時三塁打で1点を加え、3―1とした。仙台育英は七回、星、上林の連続適時打などで3点を追加。佐賀北は八回、山田の左前適時打で1点を返したが、その裏、仙台育英は高橋竜の中越え2点打を放ち、佐賀北を突き放した。仙台育英は渡辺が完投し、夏は出場5大会連続で初戦を突破した。(2012年8月8日17時52分 読売新聞)


夏の高校野球:第2日(9日)の見どころ
毎日新聞 2012年08月08日 20時01分
 ◇第2日の試合◇
 ○…1回戦…○
(左が一塁側)
 ◇第1試合(8時)
佐久長聖-作新学院
(長 野) (栃 木)
 チーム打率は佐久長聖が長野大会で3割8分3厘、昨夏4強の経験者が多く残る作新学院は栃木大会で3割9分8厘。どちらが打ち勝つか。

 ◇第2試合(10時半)
盛岡大付-立正大淞南
(岩 手) (島 根)
 盛岡大付は岩手大会で「160キロ」右腕の花巻東・大谷を攻略するなど打力がある。立正大淞南は島根大会を一人で投げ抜いた左腕・山下が鍵。

 ◇第3試合(13時)
今 治 西-桐光学園
(愛 媛) (神奈川)
 桐光学園の2年生左腕・松井は神奈川大会6試合で68奪三振の好投手。今治西は主戦の伊藤が踏ん張り、持ち味の手堅い攻撃で対抗したい。

 ◇第4試合(15時半)
杵   築-常総学院
(大 分) (茨 城)
 杵築は大分大会のチーム打率が3割6分2厘の強力打線。試合巧者の常総学院は左腕・菅原、右腕・伊藤らタイプの違う投手陣でどうかわすか。