<男子ゴルフ>37歳の山下和宏が首位に ツアー選手権
(毎日新聞 - 06月04日 20:01)

男子ゴルフの日本ツアー選手権シティ杯宍戸(茨城・宍戸ヒルズCC、7317ヤード、パー71)第3日の4日、トップから3打差に8人がひしめく混戦となった。首位は前日4位の37歳・山下和宏。4バーディー、2ボギーでスコアを二つ伸ばして通算4アンダーとし、メジャー大会でツアー初勝利を狙う。1打差の2位には、2年ぶりの勝利を目指す丸山大輔と、J・B・パク(韓国)がつけ、2位から1打差の4位にJ・チョイ(米国)。さらに1アンダーの5位で、今季2勝目を狙う河井博大ら4人が追う。前日までトップの小林正則は82と大きく崩れ、通算6オーバーの38位に下がった。大会2連覇を狙う宮本勝昌はイーブンパーの9位。
◇「我慢強く」と自分に言い聞かせた山下
難コースの上に、強風に悩まされてスコアを崩す選手が多い中、「我慢強く、粘って、無理をしない」と自分に言い聞かせてしのいだ山下が頭一つ出た。「一生ないかもしれないチャンス。頑張ったなと言われたい」とビッグタイトル獲得に欲を見せた。
同組の小泉が1、2番で連続バーディー。一緒に和歌山で合宿をした仲で、「後輩だけに『コノヤロー』と燃えた」と刺激にした。1番で6メートルのバーディーパットを沈め、2番は傾斜のきついラフから出した後の第3打が目の前に大木が迫る苦境。だが好ショットで切り抜け、パーセーブ。前半でスコアを二つ伸ばした。
1バーディー、1ボギーの他は七つのパーで後半をしのいだ。前半2イーグルのキムが後半6オーバー、前日まで首位の小林が同じく5オーバー。それに比べ、山下は「17番でかっこ悪い3パットした以外は、よく頑張れた」と自賛する。
98年プロ転向の14年目。未勝利だが、今年の日本プロでツアー初勝利した2歳上の河井を「下積みを乗り越えて勝った、ぼくらの模範」とし、その男泣きに感動。映し出されたテレビの前で「しばらく動けなかった」としみじみ語る。
「勝てそうで勝てないとは言われたくないが、あしたはブルブル緊張するだろうな」。最終日を初めて首位で迎えた37歳が、未知の世界に挑む。【上鵜瀬浄】
○…丸山大は、前半2バーディー、ノーボギー、後半はすべてパーで回る手堅いゴルフで2年ぶりの3勝目に向け、いい位置につけた。「ノーボギーは納得できる出来だった」と振り返り、難コースには「攻めてもダメな部分もある」と丸山大。「最終日最終組で回れたらいいなと思ってプレーした」と欲を抑えたのがよかったようだ。米ツアーに挑戦した時期もあったが、08年から戻って4年目。試行錯誤を糧にした40歳が、存在感を示せる好機だ。
大城が単独首位浮上、2位に大谷…女子ゴルフ
(読売新聞 - 06月04日 19:01)

ゴルフ・リゾートトラストレディス第2日(4日・グランディ軽井沢GC=6505ヤード、パー72)――大城さつきが、1イーグル、6バーディー、ノーボギーの64で回り、通算9アンダーで前日の19位から単独首位に立った。
2打差の2位は大谷奈千代。3位は6アンダーの横峯さくら、諸見里しのぶら4人。初日首位の笠りつ子は4アンダーの10位、川原由維は1オーバーの42位に後退した。
F1=反政府デモで中止のバーレーンGP、10月開催が決定
(ロイター - 06月04日 11:53)

6月3日、国際自動車連盟は自動車レースF1のバーレーンGPを10月30日に開催すると決定。バーレーン・インターナショナル・サーキットの会長(写真)が決定を歓迎した(2011年 ロイター/Hamad I Mohammed)
[マナマ 3日 ロイター] 国際自動車連盟(FIA)は3日、バルセロナで世界モータースポーツ会議を行い、今季の自動車レースF1開幕戦として予定され、反政府デモにより中止されたバーレーン・グランプリ(GP)を10月30日に開催することを決定した。
レース会場となるバーレーン・インターナショナル・サーキットの会長は「バーレーンは困難な時期に直面したが、安定度が回復し、ビジネスも通常の状態に近づきつつある」と、開催の決定を歓迎。「GP開催の頃までにはバーレーンの最もいい状態を世界に示せるだろう」と述べている。
テニス=全仏オープン、チェコ組が女子ダブルス優勝
(ロイター - 06月04日 11:54)
[パリ 3日 ロイター] テニスの四大大会の今季第2戦、全仏オープンは3日、当地のローランギャロスで女子ダブルス決勝を行い、アンドレア・フラバコバ、ルーシー・フラデカ組(ともにチェコ)が優勝した。
ノーシードから勝ち上がった2人は第7シードのサニア・ミルザ(インド)、エレーナ・ベスニナ(ロシア)組を6─4、6─3で下した。
「再生誓う」名古屋場所ポスターに異例文字
(日刊スポーツ - 06月03日 10:06)

相撲案内所・かね秀の小関義明社長は、名古屋場所のポスターを手に笑顔
日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)の通常開催を決めた。通常の本場所興行は1月の初場所以来、半年ぶりになる。名古屋を中心に掲示されるポスターには「再生誓う力士たち」の文字。八百長問題からの再生場所となるため、異例のデザインとなった。
放駒理事長(元大関魁傑)は「通常開催できることで、ホッとしています。技量審査場所は力士、年寄一同が気を引き締めてやったので、今の気持ちを持続して、しっかりした相撲をお見せしたい」と決意表明。村山副理事長は「名古屋が復活、新生の場所になる。感慨深いものがある」と話した。
天皇賜杯など外部表彰、懸賞もすべて、通常通りに戻る。5月19日に予定していたチケットの前売り開始は、半月以上も遅れる6日午前10時から。名古屋の相撲案内所「かね秀」の小関社長は「ようやくポスターも貼れます。本来なら2カ月分の作業を、6月いっぱいでやらないといけない。去年より、今年の方が(観客が)多いことを期待しています」と再開を喜んでいた。