2人目を無事出産しました。
諸々纏めたことはあとで書くつもりですが、第一子を自然分娩で有名なクリニック、第二子を真逆ショックの完全計画、無痛分娩で有名なクリニックで産んでの素直な感想を先に記録しておきたいと思います。

結論
両方経験してよかった

元も子もないんですが、無痛分娩の良さは1人目の自然分娩の経験があってこそ、真に実感できたものだと思います。なんとも難しいところですが、2人とも無痛にしなかったのは結果としてよかったかな、と思います。。どちらも本当に間違いなくおすすめ出来る素晴らしいクリニックでした。
でも3回目があるならやっぱり迷いなく無痛にします! 笑

第一子は陣痛が10分間隔になってから36時間かかりました。子宮口がなかなか開かず、途中2回の子宮口ぐりぐり、そして産み落として安心した後まさかの胎盤取れず、先生が肘まで手を入れて取るとか、陣痛以外の想定外の痛みがひど過ぎて、トラウマでした。しかしお産自体はとにかく急がせず、私の状態を見ながらじっくり私の身体に任せてくれた、という印象です。
  産後の第一声: 「次は絶対無痛にする!」

第二子は完全に計画的なまさにコントロールされたお産。本当に最後まで1mmも痛くない(これは無痛といっても病院によって違うので注意)。
促進剤と麻酔の見事なコラボにより、微弱にならないように、強度になり過ぎないようにと微調整されて進められたお産。分娩室でも最後までにこやかに談笑しながら数回いきんで出てきた。子宮口ぐりぐりと胎盤取れないのは第一子と同じだったけど、もちろんこれもまーったく痛くない。促進剤入れて6時間位のスピード出産。
  産後の第一声: 「…あと3人は産める」

因みに2人とも会陰切開はしていませんが多少裂傷で縫ってます。私はその傷はあまり痛くなかった。

「病院側の都合で早く生まれるようにと人工的な陣痛を起こしたり、全例に会陰切開を行ったり、医療処置が行いやすいように全員に分娩台での仰向けのお産を誘導する、等は行っておりません。
母子が安全な限り「待つお産」を行いますので、お母さんの主体性を大切にし、リラックスできる分娩体位(フリースタイル)を尊重しながら「母に備わっている産む力」と「赤ちゃんの持つ生まれようとする力」を最大限に引き出せるよう出産のプロである助産師がお手伝いいたします。」


育良クリニックは、このようにHPに書いてあるとおり、まさに自然、というのを信念として感じられるものでした。

私が感じたそれぞれの長所短所を纏めておきます。同じ自然分娩でも、無痛分娩でも、クリニック、病院によって全く違うと思うのであくまで参考に、という趣旨です。
⚫︎自然分娩の長所
 出産の神秘を実感できる
 達成感がすごい
 費用がざっくり20万円ほど安い
 リスクが多少少ない
⚫︎無痛分娩の長所
 とにかく痛くないので体力を温存できる

無痛分娩の長所というのは痛くない、に尽きるのですが(笑)
私のクリニックは日本で最初に硬膜外麻酔による無痛分娩を始めた仙人のような最強の院長がいるクリニックで、安心して任せられましたが、無痛分娩ではミリ単位の針を刺す位置、麻酔量の調整などが本当に重要で、技術経験不足の産院では不幸な事故も起こっていますから。海外のように今後日本でも一般的になって行って、経験豊富な病院が増えていくことを切に願います。

費用などは纏めてあるので順次アップしていきたいと思います。